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2020年10月21日 (水)

パソコンで音楽を聴く時代に手に入れたBOSE M2

Technics SL-2000、TRIO KA-8100、ダイアトーンDS-25B お小遣いを貯めて少しずつ買いそろえたオーディオコンポを処分してから数年は、時折カーステレオで聴く以外、音楽から離れて暮らしていた

2001年11月にWindowsXPが登場
その翌年、SONY から発売された小型パソコン「バイオU」で僕は音楽生活を再開する
このパソコンにはSONY の音楽管理ソフト「SonicStage」がプレインストールされていた
この頃、パソコンで音楽を録音し、外部スピーカーをつなげば音が出せるという環境が整いつつあった
この方法ならば、場所をとるアンプやカセットデッキ、大口径スピーカーを置く場所が要らない
集合住宅では大音量で音楽を鳴らすことは叶わない。
新しい枠組みは「とりあえずそれなりに鳴ればいい」というニーズにばっちりはまった。

2004年には音楽配信「mora」も始まり、欲しい曲を250円程度という手頃な価格で入手できるようになった。ただ、光には影があり「音楽は盗み邦題」(佐野元春談)という時代も、ここから始まったことになる

場所をとらない

音が劣化しない
クリック一つですぐ聴ける

レコードをジャケットから慎重に取り出して、NAGAOKAのスプレーをかけてクリーナーで拭き取り、慎重に針を落とす位置を見定める・・という作業を知るものとしては夢のようだった。

それから10年が過ぎ、そんな便利な環境も当たり前になると、ダイアトーンDS-25Bの黄金律を懐かしむようになる
しかし、置き場所がない。そもそも、パソコンから直接つなげない
PCスピーカーで夢のような音が出るモノはないか?
タイムドメインには大いに惹かれたが10万円を超える。廉価版の「ライト」「ミニ」を買ってみようか。カートに入れては戻す日々
そんな時、立ち寄ったヨドバシマルチメディア館で「BOSE M2」に出会う
インターネット時代以降、3万円以上の機器を衝動買いしたのはこの一度きりだ

Computer music monitor M2
日本発売:2007年
実勢価格:32,400円(2015年3月)
コンピューターモニターとしての使用を前提として研究開発されている
スピーカーは小さくなればなるほど、自然な音を発する「点音源」に近づく(BOSEのパンフレットより)

PCモニターをはさみ46~92cmの間隔でLRを置く。慣れ親しんだ曲に新しい音を発見する。パソコンに入っている4000曲で4000回の感動を手に入れた
BOSEが上手に絵を描いた

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