「テグさんがやってくれる」のではない
2020年9月30日(水)19:00
J2リーグ【23節】
V・ファーレン長崎-徳島ヴォルティス
<後半>
後半はV長崎が自陣ゴール裏に向かって攻める。僕らは歓喜のゴールを待っている
10分
名倉巧が倒されていい位置でFK 秋野央樹のキックは直接GK上福元まで届く
11分
河田を押した毎熊晟矢にイエロー
13分
左から秋野のCK 二見宏志のヘッド 徳島の選手の手に当たったと「ハンド」をアピールする二見。主審は笑っている
16分
河田を手で止めたカイオにイエロー。今日のV長崎はなりふり構わず止めに入っている
17分
名倉巧がエリア内にパスを通すが玉田圭司がトラップできず
20分
カイオが右サイドをえぐってクロス 名倉のノートラップシュートは大きく上にふかしてしまう
20分
徳島は一気に4人替え ここでエースFW垣田裕暉が入る
21分
"左からのCK またも毎熊のヘッド こぼれ球を玉田左足で押し込めず。ここがこの試合一番惜しいシーンだった。飲水タイム。
徳島ベンチはボードを使い指示を与える(飲水タイムの指示はルール違反)口答指示はどこのチームもやっているが、さすがにボードはダメでしょう・・"
主審はよくファウルをとってくれており、判定で試合が壊れることはなかった
28分
玉田圭司に替えて髪を切ったルアン
32分
角田誠が左足を押さえて倒れ担架で運ばれる。フレイレに交替
35分
エリア内で受けたルアンのバイシクルはDFに当たる
36分
最後列から走り込んだフレイレのロングシュートは大きく上にふかす
39分
富樫敬真に替えて氣田亮真
毎熊晟矢に替えて米田隼也
名倉巧に替えてイバルボ
41分
亀川諒史、エリア外からのシュートを上にふかす。今日のV長崎、上にふかし過ぎ
43分
V長崎に悲劇の瞬間が訪れる
イバルボのパスミスを奪われて一気にエリアへ。徳重が蹴り出したボールが岸本へのパスになる。岸本のクロスに渡井がちょんと足を合わせてゴール。岸本のクロスはGKとDFの間、角度も強さも「ここしかない」というところへ入って来た。この一本があればサッカーは勝てるのだ
88分までのナイスゲームが一瞬で壊れてしまい、僕らは呆然とする
<試合後談話>
手倉森監督
彼らのストロングをしっかり消しながら、見応えのあるタクティカルなゲームだった
こうなると、どちらにツキがあるかという展開。地の利を手繰り寄せられなかった。ミスキックで相手にチャンスを与えたという手痛い失点からの敗戦
9月は苦しんでるなと。明日から月が変わるのでツキを呼び込むための努力を怠らず立て直したい
玉田圭司がベテランらしい仕事をしてくれた。それがV長崎がタクティカルなゲームをやれた要因
試合後インタビューの渡井、ロドリゲス監督の謙虚さに感心した。
東京Vで2年連続全試合出場してきた上福元の安定感がある限り、徳島は崩れそうにない
ロドリゲス監督がここまでチームを作るのに4年。
2年めのテグさんは道なかば。J2を勝てばいいというリアクションサッカーではなく、ゼイワンに定着できる「ゼイワン仕様」を作っている最中だ。ただし、この仕様はリアクションサッカーに苦戦することが多い。多くのJ2チームが理想と現実のギャップに苦しんでいる。
「テグさんがやってくれる」のではない。
僕らが育てるのだ、勝たせるのだ
信頼するし、希望も持つ。けれど、期待とは少し違う
いつも、テグさんや選手から「共に戦って欲しい」と言われている。その意味は、チームの側に立つことだ。
愛するチームに対峙する言動は状況を難しくする
23節を終えて11勝7分5敗 勝ち点40
8連勝の福岡に抜かれて4位。アウェイで引き分けた2位北九州との勝ち点差は「5」当面は2位を追う局面にはいった
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