あの日のテレコを見つけた
2020年、コロナに対する評価が人によってまちまちだった3月、iPadを手に入れた
発売から10年、じっくり考えて手に入れたiPadだが「これで何ができる」という見通しは何もなかった。
ただ、iPadを買えば「何かが見つかる」という漠然とした予感だけがあった。
購入から7か月が過ぎて見つかった今、見つかった「何か」は2つある。1つはZoomへの利用。DTPパソコンにカメラやマイク・インカムをつなぐといった手間がない。これ1台ですべてが揃うし、画面の大きさは十分。カメラ画質はよく、パソコンZoomのような、もやっとしたところがない。
もう1つはKindleで読む雑誌。これにはまった。それまでKindle専用機、スマホでは字が小さくてとても読めなかったが、iPad(第7世代)は雑誌の速読にちょうどいい。何より画面の切り替わりが速い。Kindle専用機やiPhoneで見るKindleのような「息つき」がない。速攻でKindle Unlimitedに入り、3月だけで131冊を読んだ。
そんなある日、いつものように速読していたモノ雑誌の1ページで指が止まった。
「あの時」のテレコだ・・
中学校の時、父の引き出しから勝手に持ち出し「ラジカセ生活」に入る発端になったテレコ
→父の引出しにカセットレコーダーを見つけた
電池でも動くこと、マイクで録音できること以外は、ほぼ同じだと思われる。
メーカーはWINTECH
1992年、米国のビースティ・ボーイズが来日公演の際、使っていたモデルで、2018年に復刻された。
■発売:2018年
■スピーカー1個内臓
■音源:モノラル
■サイズ:W145×H53×D255mm
■重さ:638g
■電源:AC/電池単2×4
BEAMS RECORDS公式オンラインショップでは5,478円。Amazonでは3,964円で売っていた。
「今すぐ買う」を思いとどまり、モニターの前に飾っているエリザベスの「落ちつけ」ボードで一旦落ち着く^^)
そうだ、日本の家電メーカーがテレコを出しているかも知れない。まずは市場調査だ。
東芝、Panasonic、SONY、日立が、かつて僕らを熱狂させたラジカセ大手。
2020年の今、現役のラジカセは東芝、Panasonic、SONY が出している。ただ、それらの大半は「ステレオCDラジカセ」僕が欲しいのはラジカセの黄金律「スタジオ1980」を彷彿とさせるものだ。
倉庫には、30年以上聴いていないカセットケースが置いてあった。
その中には、これだけは捨てられないお気に入り、その時々のヒット曲をレンタルで借りてきた時系列のアーカイブなどが30本ほど
テープはどうなっているのだろう。除湿剤は入れてあるが・・
伸びているかも知れないし、カビているかもしれない。
もしも、これが鳴ったら奇跡だな
そう想ったら、とりあえず「鳴るだけ」のテレコが欲しい
・できるだけコンパクト
・CDは要らない
・ステレオ不要
この3条件をクリアする1台をカートに保存した
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