名倉巧 大竹洋平 エジガルジュニオ 3人がベストの連動で勝ち越しゴール
2020年11月8日(日)
J2リーグ【32節】
ザスパクサツ群馬-V・ファーレン長崎
<前半>
41分
エリアすぐ外で毎熊晟矢がファウルをとられFK
祈るような気持ちで見据えていると、大前元紀のキックは優しい高木和へのパスになった
43分
期せずして歓喜の時が訪れる
エリア内に侵入して攻めていたV長崎 ふわりとボールが浮いたと想ったらボールがネットを揺らしたのが見えた
「え゛なんか、はいったよ」
慌てて振り返り電光掲示板に「1」を確認
「ただいまのゴールは背番号25番 エジガルジュニオ選手です」
また、やってくれたか!そこにまた沸き返る
試合前の説明で、ハイタッチが「禁止事項」に入っていたため、僕らは静かに喜ぶ
グータッチならいいのかという話題は、ややこしくなるので止めておこう
(帰宅後DAZN確認)
大竹洋平のシュートがCB川上に当たったところにいたエジガルが鋭いシュート、これがまた川上に当たるとふわりと浮いてGKの頭を越えていく
氣田亮真ではないが「日頃の行いがいい」人へのご褒美だろう
ハーフタイムはエマージェンシーシートにくるまり、じっとしているとあっという間。ハーフタイムを短く感じるのは現地ではいつものことだ
<後半>
5分
右CKから長崎の選手がヘッド ネットが揺れる
「はいった?」
「いや、サイドネット」
DAZNで確認すると、庄司朋乃也が完全フリーで打っていた
6分
群馬の決定機 青木のダイビングヘッドを高木和がセーブ
長崎がボールを回し始めると、安心して見ていられるようになった
DAZNでそう感じていたが、現地でもそれは変わらない
去年、おととし、ここで見て、いつもヒヤヒヤしていた。自陣からパスでつなぐなんて「やめてくれ~」と言いたくなった
11分
向こうの陣地に攻めている時は背番号で誰かがわかる。「39」のプレーが正確でいい。セレッソから来たばかりの庄司朋乃也だ。群馬県出身の庄司。「だからといって先発というベタな起用はないでしょ」と話していたのだが、テグさんそのベタできた
13分
エリア内に度々はいっていた長崎 右サイドに居た名倉から決定機を迎える
二見宏志のロングキックに対して緩慢な守備をみせた川上に名倉巧が厳しくチャージしてボール奪取
大竹洋平がエリア内のエジガルへふわりと浮かせたパス。エジガル下がりながらGKの逆を突き、ファーへヘッド
「いま、はいったよね?」
「明らかに入ってるよね」
あまりに場内が静かなので、僕らは振り返って後半のところに「1」が入ったのを確認
鳥肌が立った
16分
勝ち越した直後、大きな危機がやってくる
バックパスを足で止めたあと、手で拾ってしまった高木和
「関節FKだ」
周りはなにが起きたのか目が点になっている
高木和は、群馬の選手が蹴ったボールと判断したのだろう
直接は入れられないが、誰かに当たればゴールが認められる
ゼイゴの群れのように両チームの選手が位置を奪い合う
大前元紀がGKの正面を狙ったボールは、壁に入ったエジガルが体の正面で当てて、事なきを得た
22分
飲水タイム
26分
エジガルに替えて富樫敬真
毎熊晟矢に替えて鹿山拓真
「たのむぞ敬真、走ってくれ」
とこころで叫ぶ 声が出せないのがもどかしい
30分
掲示板には「30:00」 75ではなく後半の時間が表示されている
「2点差にして」と願いながらも、逃げ切るための時間も気になり始める
風下となったV長崎 高木和のキックは右に曲がり押し戻される
試合後、ネットでは高木和が酷評されていることに驚いた
間接FKの場面は確かに怖かったけれど、GKはいかにシュートを止めてくれるかだ。少なくともゴールを守るGKとしての高木和を、僕らは頼もしく見ていた
31分
ボールロストした相手の澤田崇の右手を引っ張った平尾にイエロー
32分
「本日の来場者は1305名です」
僕らV長崎サポーターは200人ほどだろうか。ビジター自由席は右側半分が閉鎖されていたが、お蔭で僕らはわりかし集まって応援することができ、ありがたかった
→V・ファーレン長崎 2020シーズン記録
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