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2020年12月30日 (水)

しらべるが選ぶ2020年の5大ニュース

【5】オンライン呑み会定着

年末で、オンライン呑み会がちょうど30回を数えた。
オンラインで誰かと集うのは15年ぶりのことだった。
1990年代、土曜日の深夜になると僕らはニフティのRTに集った。
遅くに集まるのはNTTの電話代が安くなる時間帯だからだ。

RT(あーるてぃー)は Real Time meeting
チャットによるオンラインミーティングだ。
僕らは時には夜が更けて朝刊が届く時間まで話し込んだ。

その後、パソコン通信はなくなり、後を受けたmixiなどのコミュニティも過疎化し、僕らは集う場所をなくし、それぞれのリアルに戻っていた。

当時の仲間とは年に数回「オフ」で冷え切った親交を温める。
オフは offline meeting
ネットで会うonlineと対比して、リアルに会う言葉として 1990年代に生まれたのが「オフ」

2000年代に入ると、ネット先住民ではない後発組が「オフ会」と言い始める。
offline meetingを省略してオフなので、オフ会は「オフ会会」という二重呼称だ。「お不快」という語感もよくない。
しかし、大手新聞紙上でも「オフ会」が定着してしまった。

2020年11月、ジャパネットが「オンラインオフ会」を企画していたが、これは二重呼称ではなく概念が真逆だ。実際会うからオフ。それをオンラインにした時点でもはやオフではない。


1990年代、オンラインで出会った仲間がオフに進んだ場合、その集合(コミュニティ)は「友達」になり、オンで終わった集合はその後、離散した。

オンライン呑み会はオフで繋がっている(リアルでも会ったことがある)集合で成立する。
かつての「顔の見えない」RTとは違い、オンライン呑み会は顔が見える。見知らぬ者どうしが、顔を出し合うのは抵抗がある。


オンライン呑み会を始めた時、それはいいこと尽くめだった。

・距離に負けない
東京と大阪のように遠くに住んでいる、終電が早いといったハードルがない

・タバコを吸われても平気
オフでは「タバコいい?」と言われても断りづらい。間接喫煙がなくなった世の中で、オフは苦行の場になっていた。

・費用が安い
初めのうちは酒とつまみを買っていたが、いまは炭酸水のみ 75円
それに白湯を詰め替えていても、誰にもばれない^^;)
往復の交通費もかからない


ところが、同じ集合で3回めを超えたあたりから、悪い面も目につき始める。

・下ネタを話す人
できあがった(酔っ払った)参加者は「下ネタは止めましょう」と言うと、さらに調子に乗る

・宗教スポーツ政治の話しをする
セリーグは弱いですね
政治には期待できない
五輪は無理でしょう。

利害が不明な場では、オンでもオフでもしてはいけない話しであり、オンライン呑み会ではなく常識の問題である。

・コロナ評論会になる
東京は1,000人行くんじゃないですか!
ガンになっても手術できないんじゃないですか
変異種で若い人も危ないみたいですね
ワクチンは効かないですかね
ワクチンが努力義務とか胡散臭いですね
(陰謀論に持っていくな!)
運転の時マスクしてると下のほうが見えないですね
(トラックか)

年寄りは悲観的だ。気分が滅入る。
だから、若い人は年寄りと話したくない。
これはコロナに限らず普遍的なテーマだ。
年寄りの入口に立つ者として自戒したいと思う

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