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2021年1月 3日 (日)

不運な2連戦

その日、発表されたV・ファーレン長崎のスタメンを見て、誰もが呆然とした。
9月27日、リーグ後半戦の初戦、ホーム(トラスタ)にアビスパ福岡を迎えた試合だ。

<スタメン>
GK 高木和徹
DF 米田隼也 鹿山拓真 徳永悠平 江川湧清
MF ルアン カイオセザール 名倉巧 加藤大 吉岡雅和
FW 畑潤基
<ベンチ>
GK 徳重健太
DF 亀川諒史 角田誠
MF 秋野央樹 澤田崇
FW 富樫敬真 イバルボ

鹿山拓真は今期初出場。江川湧清は初スタメン。毎熊晟矢は前節に続いてベンチを外れている。

「勝つ気あると?」
トラスタに足を踏み入れた知人からメールが来た。

そこで、ネガティブな気持ちを共有すれば武運を失うかも知れない。
そこは気持ちを切り替えて、こう返した。
「3日後に徳島戦を控えているから、上位の徳島にベストメンバーを温存するのは有り。落としたメンバーで福岡に勝てば2連勝もあり得る」

テグさんとしてもこれは博打だったのかも知れない。
負けたからいろいろなことを言われたが、勝てば「勝負師」と崇められただろう。

「不運な2連戦」
この日程はV長崎にとって不運だった。
日程を組む段階で徳島、福岡、長崎が上位でしのぎを削ることは誰にもわからない。
そもそも、近隣チームの対戦から始めるという特殊事情がなかったとしても、個々のクラブに配慮することはなかっただろう。

現実として、V長崎が調子を落としていた時期に、最も当たりたくない2チームと「中2日」での連戦。そして2連敗、勝ち点「0」
ここで「1」でも取っておけばV長崎がゼイワン昇格だったのだ。

これほど悪い巡り合わせに遭うことはなかなかない。
もしかして、テグさんは2020年の運勢が悪かったのではないか?
そうだ、六星占術で占ってみよう。

手倉森誠
1967年11月14日生まれ
金星人(-)

2020年の運勢は【緑生】
大殺界と言われる「陰影」「停止」「減退」ではない。
「緑生」ならば特段、悪くもない。

それでは、高田春奈社長か?

高田春奈
1977年5月17日生まれ
金星人(-)

なんと!テグさんと全く同じだ。
2020年の運勢は【緑生】
特段、不運ということはない。

それならば、V長崎にとって「不運な2連戦」の相手に、幸運な人がいたのか?

リカルド・ロドリゲス(優勝した徳島の監督)
1974年4月3日生まれ
金星人(+)
2020年の運勢は【立花】

新しいことを始めるのに良いとされる「立花」
テグさんの「緑生」に比べて格段にいい運勢という訳ではない。

長谷部茂利(2位でJ1昇格した福岡の監督)
1971年4月23日生まれ
金星人(-)

テグさんと同じ「緑生」だった・・
テグさんが「大殺界」でロドリゲス、長谷部監督が「達成」のような真逆の運勢というわけではなかった。

昔から僕ら道に迷わぬよう星に名前をつけ、その光りが照らす方角に希望を抱いてきたが、サッカーはまだ星が瞬いていない時に行われるらしい。

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