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2021年1月 6日 (水)

ハブが見えなきゃ、ラジカセじゃない!

今回ラジカセ生活再開の機種選びでこだわったポイントに「ハブの回転がこの目で見えること」があった。

カセットは物理的に音を出す機械
(パソコンの音楽ソフトは論理的)
ラジカセはハブが回ることで音が出るという仕掛けを目で見ることができる機械だ。
せっかくのその機会を失いたくない。

令和のいま、現役販売されているラジカセはハブを隠しているものが大半。外観から機械が苦労しているところを見せないのは、洗練されたデザインのつもりなのだろうか。
いま、カセットに回帰しようとしている人がそんなデザインに惹かれないことは、少し考えただけでわかりそうなものだ。

テープが徐々に左側のハブに溜まり、右側が少なくなると、あぁもうすぐ終わりだなわかる。
これは、紙の本とKindleの違いに似ている。

紙の本は読み進めていくうちに、左手の厚みがうすくなってきて、あぁもうすぐ終わりなんだ、名残惜しいなと想う。もちろん「早く終わってくれ」と想う本もある(むしろ、その方が多い)

残量が数値ではなく、だいたいの分量で見えるのがアナログということだ。

現代は「アレクサ、年始に聴きたい琴の音色をかけて」と口にするだけで、音楽が流れてくる時代。
それが、どのような仕組みなのかを大体説明できるが、それはとても不思議なことだ。


ヤフオクで購入した1980の出品写真には、オープンリール風のカセットが映り込んでいて、ハブが見える1980にとても映えていた。
こんなのあるんだ・・
商品説明欄には(カセットテープは付属しません)とあったので別途しらべる。

ハブが金属製オープンリールの外観を模している「オープンリール風カセット」は1980年代に売られていた。僕がラジカセを卒業した後であり、道理で知らなかったわけだ。

■時系列の記録
1981年
THORENS(ターンテーブルを主力とするオーディオメーカー)が「Super LH-60」発売 当時価格650円

1980年代
東芝(RD-**)ナショナル(C-52)、がオープンリールタイプを発売
TEACが湿式クリーニングカセット(クリーニングピットクルー)発売

1983年
TEAC「STUDIO**S」発売
以降、TEACは STUDIO**G、SOUND**X、SOUND**S、COBALT**S,X を順次発売

1984年
TEAC OPEN CASSETTE=オー・カセ 発売 リールホルダー+リール5巻セット ノーマル3,800円、ハイポジション4,550円、メタル5,300円
YAMAHA MUSIC XX 52 発売 当時価格750円


大半の銘柄はノーマルポジション。テープを着せ替えできる「オー・カセ」にはハイポジション、メタルがあった。
2020年現在、現役生産モデルはない。ヤフオク、メルカリで新古品、中古品が販売されていて、出品価格は3,000円以上と他の生テープと比べて高めに設定されている。



46年の時を超えて、憧れのスタジオ1980を手に入れた

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