眼科医との目薬5個の攻防
これは?
みぎっ
これは?
うえ
看護師が次々にランドルト環を小さくしていく
【らんどるとかん】は視力表に使われる円の一ヶ所が切れたリング。1909年にランドルトという学者が提案したものが国際標準となった
これは?
みぎ?
じゃこれは?
し、した^^;)
ほとんど漫才だと思う
このやりとりは医療行為なのか
いつも不思議なのだが、看護師が当てずっぽうで応える受診者を咎めるのは見たことがない。
視力には単位がない。水ならば1リットル、二酸化炭素ならば90ppm、バッテリー容量ならば7200mahといった単位がつかず、ただ 0.1や1.2と表記される。相対的に比べるものでも優劣を競うものでなく、ただそれが個人内での目安だからだろうか。
お約束の検査が終わると暗がりに佇む医師の部屋に呼び出される。
一部の眼科を除いて、眼科の診察室はたいてい暗い部屋と相場が決まっている。
眼科医はレンズに光りを当てて、僕の目をのぞき込む
「傷とかはないですね」
つづいて色の着いた薬を使い、涙の量と流れを診る。
「ちょっと乾き気味ですね」
医師はここで「ドライアイ」とは言わない
「それじゃ目薬出しておきます。お大事に」
スネークマンショーか!
と1度つっこんでみたいが、言わずに食い下がる
あのぉ最近、目の具合が悪いんです。パソコンに向かっていると目を開けているのが辛くて・・
「様子をみましょう」
この決め台詞を言われると、受診者にはもう反論のターンは残されていない。
目薬、たくさんください!と食い下がるのがせめてもの抵抗だが、それでも「5個迄です」という境界線は崩せない。
目薬を1度に5個しか出さないのは次もすぐに来院させるためか・・と思っていたが、業界は「目薬は5個までしか売らない」で統一されているようだ。
処方される目薬は精製ヒアルロン酸ナトリウム点眼液の「ティアバランス点眼液0.1%」
容量5mlゆえ5本あっても3ヶ月ともたない。さすがに眼科に3月に1度行くのは難儀だ。
そこで、市販の目薬を織り交ぜて使う。
商品例
■ソフトサンティア
参天製薬
5ml×4 544円
■ロートソフトワン
ロート製薬
5ml×4 586円
■アイリスCL-1ネオ
大正製薬
0.4ml×30 587円
■ティアーレ
オフティクス
0.5ml×30 609円
■ノアールワンティアα
佐藤製薬
0.5ml×15 579円
ただ、市販の目薬は「涙を増量しているだけ」「乾きを一時的に潤しているだけ」であり、ヒアルロン酸がもつ眼球に涙を留まらせる効果がない。
結局は「5個の目薬」を獲得するために、再び眼科の門を叩き、そこでまた「様子を見る」ことになり帰って来る。
この「目薬の攻防」を始めてからもう10年になるが、2020年半ばあたりから我慢の限界を迎えていた。
目薬だけでは、なんともならない。何か手を打たなければ・・
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