見るサッカーとして「理想のクラブ」とは
2021シーズンが始まる前、ふと理想のクラブについて考えたことがある。
攻守にアグレッシブ、縦に速い、堅守速攻(リアクション)・・
サッカーにはいろいろなスタイルがあるが、それは指導者の「するスポーツ」の目で見た話し。
僕は「見るスポーツ」としてのサッカーを、どう見たいかという視点で考えた。
前半15分までに高い確率で先制するサッカー
これが、その結論。
サッカーにおいて先取点が勝利に直結するのは自明だ。
事実、V・ファーレン長崎は2020年シーズン、先制した試合は1つも負けていない。
では、その先制点をいつ取るか?
後半additional timeにとる先制点も確かにいい。90分ヒヤヒヤドキドキした末に訪れる歓喜の瞬間は、サッカーというスリリングなドラマの決定盤と言えるかも知れない。
でも、それは心臓に良くない^^;)
できれば、開始15分以内に先制して欲しい。
「よし、今日も勝てるぞ」と思いたい。
そして、いい緊張感のなか「追いつかれたらイヤだな」とヒヤヒヤしたい。
でも、できれば早く2点めをとって、安心感を積み増して欲しい・・
そんな祈りがサッカーの神様に届いたのか、2021シーズン開幕戦はまさに、理想のチームを見ることができた。
J2リーグの開幕戦である第1節は土曜日に2試合、日曜日に残る9試合が行われた。
そこで、我らがV・ファーレン長崎が土曜日に勝利して迎えた翌日、全試合偵察としゃれ込んだ。
もちろんDAZNである。
すべての試合のフル映像が、家に居ながらにして見られるとは、なんという世の中だろう。
僕がこうして観ているくらいだから、恐らく、Jリーグの監督やコーチも見ているのだろう。
対戦相手の戦術や個々の選手の状態を細かくチェックできることで、対策はよりきめ細かくなり、それは「熱戦」につながる。
偵察した9試合も、一部の試合を除いては「大味」とはほど遠い熱戦と言えるものだった。
まだリーグ戦は42分の1とはいえ、どこのクラブが昇格争いのライバルになるかはわからない。その候補になりそうなクラブ、今期についてはそことは縁遠いクラブの対戦では後者に肩入れして試合を観た。どこのチームだかは言わない。
日曜日の試合が終わって、得失点差、総得点が出そろったところで「Jリーグ順位表」を確認する。
V・ファーレン長崎は1節を終えて1勝 勝ち点3 群馬、大宮と並んで5位
首位は新潟、2位は東京ヴェルディ
第2節はアウェイで首位、新潟との対戦に臨む。あぁもう肩に力が入っている。
<2019シーズンの新潟戦>
○ 5月11日【13節】home V長崎 3-2 新潟
●11月24日【42節】away 新潟 2-1 V長崎
<前シーズンの新潟戦>
△ 9月2日【16節】away 新潟 2-2 V長崎
前半42分、ファビオと競ったイバルボのヘッドが渡邉新太の頭に当たってゴールイン(記録はオウンゴール)
後半1分、秋野のアーリークロス、大竹がDFを背負いながらバックヘッドで美しいゴール
後半19分、中島のシュートを徳重がこぼし鄭大世が詰めて押しこむ
後半AT4分、本間至恩の至近距離シュート、徳重は手に当てたが止めきれず
○11月28日【37節】home V長崎 2-0 新潟
前半29分、ハーフウェイラインから秋野→氣田の縦パス
左にはたいた所に左SBの江川。恐らくこれが江川当期唯一のナイスクロスを富樫が押しこみ先制
後半22分、カイオのパスをエジガルが落とし、秋野が大竹へ。大竹は粘って粘ってふわりとクロス。エジガルがヘッドで押しこんだ
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