【在宅避難】バッテリーは20%と80%の間で行ったり来たりさせるのがベスト
PowerArQ2はずっしりと重い
そりゃそうだ。バッテリーだから。
でも、バッテリーに見えない。いかにも防災グッズ然としていない。
持ち手が格納式だからだ。
ほかのバッテリーは持ち手が一体化された筐体を持つ。
その分、見た目が重い。愛らしさがない。
機械だからしっかり動いてくれれば、それでいい。それ以上の感情がわかない。
一方、PowerArQ2はいつ見てもカワイイ
ここからは親しみを込めて「あーちゃん」と呼ぶことにする^^)
あーちゃんんはそこにあるだけで、使いもしないのに on/offボタンを押して「お、残量減ってない」とかまってみたくなる。
地震で停電して夜を迎えると家の中は暗い。
陽が落ちたら寝ればいいというものではない。
日没から数時間は灯りが欲しい。
あーちゃんはフロントパネルの裏側に大きめのLEDライトが付いていて、これがなかなか明るい。
在宅避難の必需品としてランタンがあるが、あーちゃんがあれば事足りる。
納品時、残量は80%と表示されていた。
これを100%にしようと、100V家庭内コンセントから充電する。
同梱のACアダプターをつなぐとすぐに充電が始まり「ぐおーん」と体のファンが回り始める。割と大きい音なので、人が寝静まった時間帯の充電はしないことに決める。
充電が終わりに近づくと、バッテリーを保護するために、入力電力が50W程度に下がる。
やがて、ファンが止まり、入力が50Wを切りだんだん下がっていく。
そして、ACアダプターに緑ランプが点灯すると充電完了。本体の電源が落ちる。完了を知らせる「音」は鳴らない。
最初の充電をした後で説明書を読んだ。
■寿命は充放電およそ500回
■20-80%の容量を維持するとバッテリーの劣化を抑えられる
■100%満充電や、0%まで使い切るのはバッテリーに負担がかかる
先に読めばよかった・・・
あーちゃんと同時に同じブランド(Smart Tap)が出しているソーラーパネルを購入した。
STSL120M(以下そーちゃんと呼ぶ)
三つ折り収納できて、印刷所の人が原稿を運ぶメッセンジャーバッグのような外観。
たたんだサイズはW53×H52×厚さ1.5cm
実勢価格:29,800円
仕様
■パネル:ETFE 単結晶
■重量:5kg
■入力:120W
ソーちゃんはバッテリーに充電するためのソーラーパネルだが、自身にもバッテリーを積んでおり、スマホなどを直接挿して給電できる。
日光に当てて充電する時は、スタンドで自立。スタンドは金属製ではないが、ふにゃふにゃと倒れたりしないで、しっかり立つ。
スタンド先端にペグ穴(丸い穴)がある。地面固定したり、S字フックで物干し竿や壁に直打ちしたフックに吊り下げられる。
重量が5kgあるのでカーテンレールには提げられない。
日頃から太陽光充電して消費すれば、電気代がお得。ただし、常設する場所がない限り、ふだん使いは現実的ではない。
日頃は三つ折りして、いつでも取り出せるよう、タンスの隙間に入れている。
いざ、在宅避難となった時は、ソーちゃんの出番。
あーちゃんだけでは充電が減るばかりだが、ソーちゃんがあれば、昼間のうちに減った分を補充できる。
ソーちゃん+あーちゃんでおよそ9万円。
さらに容量が大きいバッテリーを買えば、その分、安心の度合いは増すのだが、バッテリーの価格が跳ね上がる。
在宅避難の電力確保として、ほどよい投資と言えるのではないだろうか。
→在宅避難
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