微妙で曖昧な空気で迎える危険な東京ヴェルディ戦
V・ファーレン長崎は9節を終えて4勝1分4敗 勝ち点13で8位(首位とは2点詰めて10点差)
新潟は引分け、琉球は初黒星。前節V長崎を3-0で破った町田が琉球にも3-0で勝利した。京都、磐田が続く。
8節にホームで負けた後はかすんで見えた首位の背中が、1つ勝っただけでまた見えてきた。
山形での勝ちは1勝以上の価値があった。平日の山形へ駆けつけたサポーターの皆さんに敬意を表したい。
2021年4月25日(日)
J2リーグ【10節】
V・ファーレン長崎-東京ヴェルディ
トランスコスモススタジアム長崎
<2019シーズンの東京V戦>
●5月 5日【12節】away 東京V 2-1 V長崎
○8月31日【30節】home V長崎 2-1 東京V
<前シーズンの東京V戦>
△ 8月2日【9節】home V長崎 0-0 東京V
前半18分、富樫敬真が1人カウンターで持ち込み、名倉巧のシュートはマテウスが弾き出す。結果的にここがこの試合最大のゴールチャンスだった
後半26分、東京Vは山下に替えて藤本寛也。ここから試合終了まで、藤本の視野の広さで何度もピンチを迎えた
「9節を終えてV長崎は7勝2分 勝ち点23で首位」
これは現在首位の新潟とまったく同じ戦績である。
○ 12月13日【40節】away 東京V 0-2 V長崎
2020シーズン、ビジターサポーターが入れた「関東アウェイ戦」はわずかに3試合。その最終戦。1300人のV長崎サポーターが集結。必死の手拍子を送り、ヴィヴィくんが2020年唯一のアウェイ参戦。東京の地でまるでホームの雰囲気を作る。
前半26分、秋野が蹴った高い弾道のCK。ゴールマウス正面で落ちてきたと思うと誰かに当たり向きが変わる。ボールが右隅のネットを揺らすのが見えた(現地にいると誰が誰だかわからない)
31分、毎熊晟矢が奪ったボール、氣田亮真がドリブルでエリアへ。DFに身体を当てられて倒れたが、こぼれたボールを「狭い所が好きな」大竹洋平がさらい軽く浮かして右隅に決める。マテウス一歩も動けず
この日、躍動したのは左サイドの米田隼也。
47分には自陣でロストしたボールを端戸にフリーでもたれたが、米田が逆サイドから長距離ダッシュで戻ってクリア。流れを渡さなかった。
試合後、挨拶にきたV長崎の選手たち。引き上げる途中、徳重が二度振り返り、僕らに拍手を送ってくれた。
これって、僕らが勝たせたって言っていい?
つい、親しい知人に口走ってしまうほど^^;)
僕ら「関東アウェイ組」にとって、嬉しい1日となった。
ヴィヴィくんにとっても、2019年日本橋長崎館でのリベンジを果たすことができた。
東京ヴェルディはトラスタで戦えるからと言って、順当に勝てる相手ではない。
だが、一昨年、去年の戦績は勝利の予感を醸し出している。
前節は状態の悪いなか、割り切った早い展開で勝利した。
この「いいのか、悪いのかわからない」状態。
ほっと一息ついて、いま1つ必死になりきれない試合。
「勝てるといいよね」という微妙で曖昧な空気が危ない。
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