避難時に PowerArQ2でお湯を沸かしたかった
在宅避難に備えて、PowerArQ2(あーちゃん)で使えるものをチェックしていく。
はじめは情報機器の充電。iPhone、iPadともに通常のモバイルバッテリー同様に充電できた。
あーちゃんはワイヤレス充電規格「Qi」にも対応している。
天板がフラットなあーちゃんならではだ。
あーちゃんのUSB端子には「3A」と書かれている。
3Aは3アンペア。中学の理科で苦手意識を持って以来、僕はこうした電気の単位がわからない。
iPhoneをモバイルバッテリーから充電する時は「1A」時々「2.1A」でやっているので、充電できることだけ確認して、ふだん使いはしないことにした。
つづいては本命の電気ポット。
停電していてもお湯が沸かせる。お湯があれば温かいカップ麺も食べられる。
電気ポットが使えることはあーちゃんを買う動機付けにもなっていた。
しかし、苦手な電気への無知だここで徒になった。
あーちゃんはAC出力(コンセント電源)で300Wまでの電気製品しか使えない。
このワット、アンペア、ボルトがわからない。
愛用しているT-falの電気ポットは1300Wだった。
もうこれは試すまでもない。といいつつ、1度やってみたい誘惑に駆られたが、機器を傷めては元も子もないので思いとどまった。
それならばと「Google先生」に「300Wの電気ポットはないか?」を尋ねたが、これがからっきし無い。
大概のポットは1000W以上。消費電力(ワット数)が少ないものでも700W程度だ。
諦め切れずに探し続けて一週間が経った頃「クルマでお湯が沸かせるポット」を見つけた。クルマのシガーソケットでお湯が沸かせるポットで、カーキャンプ用品として売られている。
あーちゃんにはDC出力(12V10A)がついている。ここに挿せばお湯が沸かせるのではないか。
ベルソス VS-R101
電圧:DC12V/11A
消費電力:132W
実勢価格:2800円
アンペア数が1A違うけれど、なんとかなるだろう・・・
という素人考えは通らなかった。
届いたVS-R101に400CC(カップヌードル1個分)の水を入れて、あーちゃんのDC出力に接続。VS-R101のスイッチオン!
するとあーちゃんに「E27」が表示され、ポットには電源が入らなかった。
説明書によると「E27」は過電流エラー
わずか1Aでも許してくれないのか・・・
またしても「電気界」の厳しさに跳ね返されたのだった。
結局、在宅避難時、あーちゃんの用途として使えそうなものは、情報機器の充電、本体内蔵LEDランタン(夜間照明)ということになった。
あーちゃんでは叶わなかったが、それでも避難時に「お湯を沸かす」ことは諦められない。
そうだ、災害対策として買ったカセットコンロがあったはずだ・・
→在宅避難
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