「個の力」のある選手たちは修整も速い!
2021年4月21日(水)19:00
J2リーグ【9節】
モンテディオ山形-V・ファーレン長崎
NDソフトスタジアム山形
<スタメン>
GK 徳重健太
DF 亀川諒史 毎熊晟矢 江川湧清 新里涼
MF カイオ ルアン 秋野央樹 澤田崇 名倉巧
FW 富樫敬真
<ベンチ>
GK 富澤雅也
DF フレイレ 鍬先祐弥 米田隼也
MF 大竹洋平
FW エジガルジュニオ 都倉賢
スタメンを見る限り、3戦つづいた3バックから4バックに戻したと想われる。
毎熊が戻って来た。3月20日の4節琉球戦後半40分、左ももを押さえて負傷交替して以来、ちょうど1か月ぶりの復帰。
左右サイドバック亀川毎熊のそろい踏みは、今期は3節愛媛戦のみ。
前節ホームで0-3と敗れた後、明しゃちょーから「バックパスばかり」と叱咤を受けた1人が鍬先祐弥。町田は(本職ではない)右SBに入る鍬先にボールを持たせているようにみえた。
亀熊コンビとなれば、左右どちらからでも前へ行ける。そう簡単に守備の的を絞らせない。
江川湧清のCB起用は記憶が無い。そこが本職であり江川の覚醒が見たい。
前節までの課題「ファーストディフェンス(以下FD)が決まらない」は、エジガルを1トップ起用していたためだ。
的確なシュートを打てるエジガルで先制して「FDの鬼」富樫敬真で守るというのが理想の展開だが、先制点が取れないために、ゲームプランがはまらなかった。
今節は富樫先発でFDから入る起用。凌いでからのエジガルがベンチに控える。
2試合ベンチを外れていた名倉巧も戻って来た。
試合が始まるのが楽しみなタレントがV・ファーレン長崎には揃っている。
連戦でもあり、GKはそろそろ1度、原田岳を見たいと想っていたが、山形のサブには富澤雅也が帯同している。
<試合前談話>
吉田孝行監督
(前節)三点奪われたので組織で守るところを修整してきた
(山形は)攻守にアグレッシブと感じている
自分たちが受け身にならずアグレッシブに戦わなければならない
<前半>
0分
【V長崎】 ロングボールを入れてコーナーとる
1分
【V長崎】 ルアンがショートコーナー。変化を見せる
4分
V長崎に何度かみた悪夢が訪れる。
【山形】 自陣でルアンの不用意な横パスが半田へのナイスパスとなり、半田はゴール左すみへナイスゴール。
長崎は今期、ナイスシュートを食らうことが多い。それだけ余裕をもって打たせていると言うことか
11分
【V長崎】 右CKは秋野央樹。富樫敬真がすらして名倉巧の位置がオフサイド。いい感じだ。
富樫、ルアン、名倉と代わりばんこにFDはできている。それほど悪くはない。
23分
押されていたV長崎に突如ビッグチャンス
【V長崎】
新里涼のロングボールからつなぎ、毎熊晟矢の山なりクロスがGKを超えたところを、DFともつれながらルアンが押し込み同点!
DFに寄せられながらも、あの位置に上げた毎熊のナイスアシスト
飲水タイム
27分
【V長崎】 今日のV長崎はワンタッチのシンプルなプレーを多用。自陣深くに入る浮き球に山形の守備は苦労している
右サイドから名倉巧がエリアに入りシュート。GK押さえる
アウェイの試合ながら、見ていて妙に安心感があるのは、選手に「割り切り」が浸透しているからだろう。
「個の力」のある選手たちは修整も速い。
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