「V・ファーレン長崎は今日は負けませんでした」

2021年5月15日（土）
J2リーグ【14節】
V・ファーレン長崎－ジェフユナイテッド市原・千葉
トランスコスモススタジアム長崎

＜ハーフタイム＞
雨脚が強まっている。前半はこの雨が千葉に味方した。後半はV長崎がその番だ。
ルアンに替えて鍬先祐弥（この日、誕生日）

＜後半＞
鍬先が右SBに入り、毎熊が1列前（ルアンの位置）に入る。前節、決勝点を決めた布陣だ。
1分
【V長崎】 メンバー交代がいきなりはまる。カイオが右の毎熊へ。毎熊はフリーでクロスを上げると、都倉が空けたスペースにエジガルがはいってヘッドでクロスに決める。長崎同点ゴール！
7分
【千葉】 小島に代えて去年の汚名返上を期すであろう髙橋　サウダーニャに替えてブワニカ
8分
コートに水が溜まり、ボールの勢いが止まり始める「雨の日のサッカー」をどちらが体現するかがポイントになってくる
19分
【V長崎】 フレイレがロングボール。都倉賢が収めて走りこむ米田へラストパス。都倉は「出たかな」と見ていたが、米田がゴールライン上からクロスを上げる。エジガルが競ってこぼれた所で加藤大がゴール　長崎逆転!!
24分
飲水タイム
27分
【千葉】ロングボールに大槻が詰める。徳重健太倒れ込んでキャッチ
30分
【V長崎】 澤田崇が1人持ち込んでシュート　CK
CK3連続から、最後は毎熊のシュート枠を捉えず
36分
【千葉】 髙橋 遠目からシュートがクロスバーを叩く。危ない！
V長崎の選手は足が止まっていて、ルーズなボールにダッシュできない
39分
【V長崎】 エジガルに替えて富樫敬真
43分
【千葉】 V長崎の選手は足が止まっていて間延びしている。足下のロングパスから見木友哉 が対峙したフレイレを交わし左足で右サイドに決める。フレイレが見木の利き足を把握していなかったか。悔やまれる
＋1分
足の裏を見せた富樫にイエロー。5節大宮戦以来今期2度めの先立圭吾主審、今日は公平な笛
＋3分
【V長崎】 加藤大に替えて鹿山拓真　澤田崇に替えて玉田圭司
全体的に足が止まっていただけに、あと10分早く替えて欲しかった

V長崎 2-2 千葉
2失点はいずれも、対峙するCBの脇から巻いたシュートを打たれている。課題は明確だ。

＜試合後談話＞
加藤大
ミスで失点したが、気を取られず一点ずつ返していこうという気持ちでやれた。失点したところは、我々が積み上げていかないといけないところ。
（得点シーン）こぼれて来そうだと待っていた場所に来たのでキーパーに当てないように流し込んだ
（監督からは）個人的に言われてることはない。チームとしてそれぞれがやることをやりきることが求められている。

松田浩監督
前半の1失点は足を滑らせたもの。後半に入る頃には忘れようと話した
最後逃げ切るところ、勝負の分かれ目だった
クロスのチャンスがある時は迷わず上げようと話した
勝ちきれなくて申し訳ない気持ちでいっぱい。
いい方向に進んでいるという手応えはある。続けて行くことが大切

試合後、場内MCの「V・ファーレン長崎は今日は負けませんでした！」に、V長崎サポーターは苦笑い。期せずして肩を落とさず家路についた。

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