« SC相模原-V長崎プレビュー メンバーの負荷が分散されたV長崎 | トップページ | Beatlesホワイトアルバムとストーンズ スティルライフを手に入れた »

2021年6月 3日 (木)

CUSCOとインカ帝国とコーヒー

長い間、CUSCOを聴かなかったのは、僕がなにものかに捕らわれていたからだろう。


CUSCOは2人のドイツ人、マイケル・ホルム(作曲、キーボード)とクリスチャン・シュルツ(作曲、シンセサイザー、プログラミング)によるシンセサイザー音楽ユニット。
すべてのアルバムジャケットは風景写真であり、音楽家本人は登場していない。
だから、それが個人なのか、グループなのか、どこの国の人なのかすら、これまでずっと知らなかった。

レコーディングは、その都度、他に3~4人ほどが参加。7作めapurimacのライナーノートには6人が映っている。
CUSCOの楽曲をパソコンに録音すると、音楽データでは「ニューエイジ」にカテゴライズされている。

クスコはインカ帝国の首都の名前。
インカ帝国は14世紀頃~1532年にかけて、南米中央アンデス(ペルー、ボリビア)にあった国。
僕は子どもの頃から、インカ帝国という名詞には、無条件で共感している。

小学生の頃、山口市美術館で行われた「インカ帝国の謎」(私の記憶が確かならば、こういう名称)の会場で、僕は初めてコーヒーを飲んだ。
ローソンの店員が通勤路で配っているような、とても小ぶりな紙コップにわずかな量のコーヒー。
マイクを向ければ「楽しかった」しか言わないくらいの小学生時分。
その味を評する明確な言葉を持たなかったが、それはとてもとても美味しかった。だからと言ってすぐにコーヒーにはまることはなかったが、自由にお金が使えるようになったら、コーヒーの趣味を持ちたいと考えていた。

西新の喫茶店ロッキングチェアで「Desert Island」を聴いていた頃、CUSCOがインカ帝国つながりであるとは知らなかったが、僕はその店でコーヒーを学んだのだから、遠からぬ縁があったようだ。


■CUSCOの歴史

1941年
マイケル・ホルム ミュンヘンで生まれる
1945年
クリスチャン・シュルツ フランクフルトで生まれる

1980年
デビューアルバム「Desert Island」当時はLPレコードで発売されていた

1982年
音楽CD発売が始まり3作め「クール・アイランド」からCDでの発売が始まる
1983年
4作め(惑星旅行)あたりから創作作業にFDを使い始める
FDとはSONYが開発して、パソコン界の1stストレージとなったフロッピーディスクである。

1986年
8作め「アランフェス協奏曲」からすべての楽器をマシン製作(プログラミング=打ち込み)に移行

1991年
デビューアルバム「デザートアイランド」がCD化された

2003年
この年に出た17作「Inner Journeys」を最後に新譜は確認できない
「Inner Journeys」はAmazonプライム特典として無料で聴くことができる

CUSCOのいくつかのアルバムは Amazon musicのストリーミングで聴くことができる。
中古販売、レンタル、サブスクを活用して全17作品を一通り聴くことができた。
だが、結果的に音楽カセットで手に入れたのは「Desert Island」と「THE BEST OF CUSCO」のみ。


CUSCOのベスト盤は以下の6種類が確認できた。

1984年
Sightseen
「Desert Island」~「ヴァージンアイランド」からのベスト盤
1988年
THE EARLY BEST OF CUSCO
1980年「デザート・アイランド」~1986年「アランフェス協奏曲」からのベスト盤。同じ曲目で、1996年「クスコの世界」と改題して発売されている
1988年
Mystic Island(日本未発売)
1992年
2000(日本未発売)
1993年
2002(日本未発売)
1997年
THE BEST OF CUSCO



46年の時を超えて、憧れのスタジオ1980を手に入れた

| |

« SC相模原-V長崎プレビュー メンバーの負荷が分散されたV長崎 | トップページ | Beatlesホワイトアルバムとストーンズ スティルライフを手に入れた »

音楽」カテゴリの記事