1976年に発売されていたQUEEN初のベスト版
もう洋盤には手を出さないと決めた数日後、
「TheGAME」の日本版を手に入れた。
PKF-5100E
当時定価 2,500円
ワーナー・パイオニア
アポロンのクレジット版ではない
ギンギラギンに輝くジャケットは、30m先からみても「THE GAME」だとわかる(QUEENファンならば)
このアルバムは、前作のJAZZでとっちらかった感のあったQUEENが「売りに来た」アルバムと捉えている。
1978年発売当時「JAZZ」の満足度は高くなかった。
つづいて出たのは「ライブキラーズ」
2年ぶりの新作には、そろそろ、どかーんと来てほしいという期待があった。
その期待は裏切られなかった。
35分36秒という短めの収録時間のなかに「地獄へ道連れ」「愛という名の欲望」といったヒット曲が並ぶ。B面最後は「SAVE ME」が締める。
ただ「THE GAME」で得たのは最低限の「満足」
結局、最終作まで「QUEENⅡ」から「世界に捧ぐ」で得ていた陶酔感は味わえなかった。
つづいて手に入れたカセットは「クイーンのすべて」
この時点のしらべでは「戦慄の王女」「QUEENⅡ」の日本版発売が確認できていなかった。
そこで購入に踏み切ったのが、このカセット。
クイーンのすべて QUEEN BEST 16
ワーナーパイオニア版(PKG-3001)アポロン版(YLA1016E)の2種類がある
当時定価:2,800円
発売:1976年
歌詞カード付き
ワーナー版のラベルには「テープだけの編集企画。クイーンの全てがここにある。」とクレジットされている
ワーナー版は黒地、アポロン版は白地のラベル
曲目
これはクイーンにとって初めてのベスト版で「戦慄の王女」~「オペラ座の夜」までの4枚から16曲を収録している。
■SIDE ONE
KEEP YOURSELF ALIVE
MY FAIRY KING
LIAR
MODERN TIMES ROCK'N ROLL
SON AND DAUGHTER
SEVEN SEAS OF RHYE
FATHER TO SON
WHITE QUEEN
■SIDE TWO
SOME DAY ONE DAY
OGRE BATTLE
KILLER QUEEN
NOW I'M HERE
FLICK OF THE WRIST
LILY OF THE VALLEY
LOVE OF MY LIFE
BOHEMIAN RHAPSODY
これを買っておけば「戦慄の王女」「QUEENⅡ」が手に入らなくても納得しようと、この時は考えていた。
LPレコード初のベスト盤「GREATEST HITS」が1980年に発売される4年前、カセットでベスト版が出ていたことを「三度の飯よりQUEENが好き」と豪語していた僕は知らなかった。
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