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2021年7月20日 (火)

LOVE PSYCHEDELICO 全力で跳ぶ女の子になりたかった

LINE CUBE SHIBUYAの入口に、ライブ看板は出ていないため、今回は撮るべきものがない。

「予習」で楽しみ
「本番」を楽しみ
「書いて」楽しむ
いつもならば、ライブは一粒で三度美味しく楽しむのだが、今回は予習の時間が取れなかった。
(BS日テレで録画しておいた立川のライブ映像はライブ翌日に見た)

それに、東京は四度めの緊急事態宣言入りを控えており、東京五輪2020は無観客が決まったばかり。
公演は行われるのだろうか?
ローチケや主催者のサイトを巡回して、開催情報をチェックしていた。

前日には、ローチケから「問診票」を事前提出するようメールが届く。
後日、感染者が出た場合に、座席番号、氏名を特定するための措置だ。
受付でリターンメールを見せればOK。事前回答していない人は、その場で紙に書いていた。


座席は市松模様に間隔を空けるコロナスタイル。
僕にとっては、佐野元春40周年ライブに次いで二度め。
皆さんが「投げ釣りポーズ」をする時、左利きの僕は手がぶつかって上げられないので、左隣が空いていると助かる。


19:05
暗がりの中、サポートメンバー、NAOKI、KUMIの順で現れて開演
スタートは「Lady Madonna」

この日は「15,000歩」を歩いてきた帰り。体力はマイナス50ポイントあたりを指している。
前方の人が立ってもKUMIとNAOKIの姿が見えれば、座っていようと思っていたのだが、前の人が立った瞬間「これではいけない」と駆り立てるものがあった。

結局、2時間、立ちっぱなしだった。


KUMIは「三人分の声帯」をもって生まれてきたのではないか?
声が太い!太すぎる!
ただ、今日はそれに負けないくらいサウンドも厚い

アコースティックライブでは「地球の裏側、リオまで届くんじゃないか」と思えたKUMIの声、今日は音の中に隠れている。
今思っても、あのライブ「TWO OF US」は貴重だった。

■サポートメンバー
深沼元昭(Gu)
高桑圭(Ba)
富田政彦(Dr)
松本圭司(Key)

何処かで見たことがある顔だと思ったら(佐野元春のバンド)THE COYOTE BANDの深沼と高桑だ。
デリコは2020年2月8日にLINE CUBE SHIBUYAで開かれたライブ~新日本製薬 presents SONGS&FRIENDS 佐野元春「Café Bohemia」にゲスト出演している。


前方に陣取る女性たちが、懸命に飛び跳ねている
「私たち、今日は喜びを全身で表現するの」と言わんばかりに
その仕草がとても可愛らしい
僕も、全力で跳ぶ女の子になりたかった

つづく

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