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2021年7月17日 (土)

5分でわかる!東京五輪2020ソフトボールの前にルールと歴史を確認しよう!

東京五輪2020では、2008年夏期五輪を最後に種目を外れていた野球とソフトボールが3大会ぶりに開催される。

野球を見慣れている人にとって、ソフトボールのルールにはいくつかの違和感がある。
そして、それは塁間が短いことに起因する部分が大きい。

こう見えても(見えてないと思うが)
大学では体育会系のソフトボール部で「7」を背負っていたので、一通りのルールは理解している。


■ソフトボールのルール

試合は7回制

投手は投球の際、どちらかの足が地に着いていなければ不正投球となる
(打者はボール、走者は1個の安全進塁権)

走者は投球が投手の手を離れるまでリードできない。
早く離塁した場合、即座に「離塁アウト」が宣告されて、ベンチに引き下がらなければならない。
チャンスの目が萎むという点では野球の牽制アウトに似ているが「独り相撲」という点で、仲間の落胆はその比ではない。

競技としてソフトボールをやっている人は、このルールを知っているが、日頃、競技に馴染みがない子どもが「町内ソフト大会」に出場すると、リードはするわ、タッチアップの前に離塁してるわ、目も当てられないが、審判もあまり細かいことは言わないようだった^^;)
テレビでプロ野球を見慣れている子どもたちには、ここが難しいところだ。

スターティングメンバーは一旦退いた後、一度だけ元の打順で再出場できる。


■仕様
塁間 18.29m 小学生16.76m
(プロ野球は27.431m)

マウンド~ホームベース 男子14.02m 女子12.19m 小学生10.67m
(プロ野球は18.44m)

ホームベース~2塁 直線距離25.86m 小学生23.7m

ホームベース~センターフェンス 男子68.58m以上 女子60.96m以上 小学生53.34m以上
(プロ野球は97.534m以上を推奨)

ボールは小さい順に1号球、2号球、3号球がある


■ソフトボールの歴史

1987年
ISF(国際ソフトボール連盟)がルール改定
ダブルベースを新たに設けることが決まった

1996年
アトランタ五輪で初めて五輪種目入り
日本は4位

2000年
シドニー五輪
日本は決勝で優勝候補の米国を破り五輪初優勝

2004年
アテネ五輪 日本は3位

2008年
日本は決勝で米国を破り優勝
これを最後に五輪種目から外れた

2021年
3大会ぶりに東京五輪2020で女子五輪種目に復帰

つづく

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