東京と五輪の記録
僕がスポーツボランティア(SV)を始めたのは2007年の東京マラソン。
それは「東京に五輪を」という機運が高まっていた頃だった。
■「東京と五輪」の記録
1964年 昭和39年
東京五輪開催
2005年9月
東京都が2016年に開かれる第31回夏季五輪の立候補を表明
2006年
8月30日、JOC投票 国内の候補地決定。
33対22で福岡を破り立候補の権利を得る
8月31日、石原慎太郎都知事が小泉純一郎総理大臣を訪ね、五輪招致に政府の支援を要請
9月25日、テレビ番組「さしのみ」で石原都知事は五輪開催推進の意味も含めて三選出馬を示唆した
2007年
4月、都知事選で石原慎太郎が浅野史郎を破り当選、3期目にはいる
10月、東京都民による招致署名活動が始まる
2008年
6月、IOC総会で、最高の評価を得て候補地の一つに選出される。
候補地は東京、スペインのマドリード、米国のシカゴ、ブラジルのリオデジャネイロの4都市
東京は、二つ掲げた開催意義の一つに「新しい都市モデルを提案し、地球環境を再生する」と謳った。
サッカー、射撃を除くすべての競技施設が、オリンピックスタジアムから半径8kmにおさまる世界一コンパクトな五輪を目指した。
■招致活動費:150億円
■恒久施設整備費:2,406億円
■仮設設備費:843億円
■経済効果:2兆8,000億円(全国)
※数値は、平成20年度東京オリンピック・パラリンピック招致本部パンフレットより
2009年
4月16日~19日、IOC評価委員が東京を視察
10月2日、IOC総会で投票
最初にシカゴ、つづいて東京が落選
リオデジャネイロとマドリードの決戦投票となり、リオデジャネイロ~ブラジル~に決まった
スポーツボランティアを始めて2年が過ぎた頃のことだ。
2016夏期五輪招致の落選は残念だったが、この次こそ有るのではないかという曖昧な期待は、僕にとって細やかな希望となった。
つづく
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