パラリンピックの歴史とオットーボック
2021年8月19日
英国のストーク・マンデビルで東京2020Paralympic Gamesの採火式が行われる
1948年
英国のストーク・マンデビル病院でルートヴィヒ・グットマンがアーチェリー大会を開催したのが、現代パラリンピックの始まり
1960年
ローマ五輪後、ローマで「国際ストーク・マンデビル大会」開催 車いす使用者400人(23カ国)が参加
その後、この大会が第1回パラリンピックと位置づけられている
1964年
東京五輪後 東京で第2回開催
車いす使用者以外のその他の障がい者も参加
この大会で初めて「パラリンピック」という愛称が使われた
1985年
パラリンピックが正式名称となった
1988年
ソウル五輪 五輪組織委員会がパラリンピック運営を始めた
これ以降五輪と同一開催地で行われている
この大会からドイツの医療福祉機器メーカー ottobockが無償の修理サービスを開始した。
ottobockは日本表記「オットーボック」
海外のパラアスリート達は「オットボック」と発音する
1919年ベルリンで創業した。
2000年
五輪開催地は五輪後にパラリンピックを行うことが規定された
シドニー五輪で優勝したスペインのバスケットボールチームに健常者がいたことがわかり、2004年アテネ五輪から知的障がい者が参加できなくなった
2012年
ロンドン五輪2012 再び知的障がい者が参加するようになった
2016年
走り幅跳びで健常者と同レベルの記録を持つマルクス・レームはリオ五輪への出場を自ら断念し、パラリンピックに参加
ottobockの修理センターには22カ国から92名の技術者が参加
2021年
東京で2度目のパラリンピック開催
8月15日、オットボックが選手村にottobock Repair Service Centerを開設した。
車椅子、義肢、装具等の修理・メンテナンスを無償でおこなう。他社メーカーの製品も対応する。
23カ国・地域の義肢装具士や技術者など、およそ100人でサービスに当たる。
今回は2,000件の修理サービスを想定する。
これだけの準備をして費用をかけながら、サービスが「無償」であり「他社製品にも対応する」というところに多いに胸を打たれる。
「支えるスポーツ」の一員として最大限の敬意を表したいし、できることはなんでもしたい。
| 固定リンク | 0
「スポーツ」カテゴリの記事
- 来季のJ2は20チーム(2023.12.04)
- 西南学院大学から43年ぶりのプロ野球選手誕生 楽天イーグルスの辰見鴻之介を応援しよう!(2023.06.29)
- 有明アリーナ、有明体操競技場、有明コロシアムをしらべる(2023.01.16)
- W杯2022はベスト8! ポルトガル代表選手26人の活躍まとめ(2022.12.13)
- W杯 警告リセットルール スター不在の決勝を回避する2008年改訂ルール(2022.12.11)