14年の時を経て迎える活動初日
2021年6月~
会場別研修
実際に選手村へ足を踏み入れる初めての日。
1年前の春、選手村のオファーが届いてすぐ、乗換案内サイトで交通手段をしらべると、選手村にもっとも近いと想われるのは都バス「ほっとプラザはるみ前」だった。
電車の最寄り駅は都営大江戸線「勝どき」だが、駅から徒歩では、ちょっと距離が遠い。
銀座で電車を降りて、都バスに乗り換えて往くプランを内定した。
一年後、いよいよ現地入りとなり、目的地「ほっとプラザはるみ前」でしらべる
すると「ご指定の条件では、時刻表情報がありません」と表示された。
どゆことっ^^;)
キツネにつままれたような気分だが、ないものは仕方ない。
道路渋滞による遅刻というリスクもある。バスを諦めて「勝どき」から徒歩で往くことにした。
選手村活動を始めてから一ヶ月が経った頃、村内に「ほっとプラザはるみ前」のバス停を見つけた時、海岸で「自由の女神」を見つけてしまう「猿の惑星」のラストシーンを思い出した。
初めて訪れるOlympic Village
広さは「東京ドーム9個分」
在宅勤務、stay home時代となってから「1日100歩」生活の身には、あまりにも広すぎて、数時間の滞在では、村の概容をイメージできなかった
これも、活動開始から一ヶ月ほど過ぎてみると、さほど広いと感じなくなる。
考えてみれば、郷里佐世保のハウステンボスは「東京ドーム33個分」
あの広いところを徒歩でくまなく歩いていたのだ。たいしたことはない^^;)
2021年7月~
いよいよ五輪大会ボランティア Field Castの活動が始まる。
2019年2月初頭にオリエンテーションに参加した人は、大会まで2年5か月待っていたことになる。
いろいろな事情により、1万人が活動を辞退。活動初日を迎える人は、この時点で7万人になっていた。
七夕
五輪選手村プレオープン
活動初日を迎えた。
「東京五輪が来るかも」とワクワクしてから16年。
スポーツボランティアを始めてから14年、待ちに待ったこの日。
しかし、この特殊な状況下では、なにがどう転ぶかがわからない。
晴れがましく、特別な日だったはずの朝、僕はとりあえず、目の前の一分に集中し、ユニフォームを着て靴を履くと、まだ明けきれぬ町へと出発した。
7月8日
五輪の無観客開催が決まった
これによって、Field Cast の観客対応の役割が、ほぼなくなってしまった。
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