パラリンピックのスリーアギトス 東京五輪2020の組市松紋
東京五輪2020が終わった。
それでも、僕にはまだ終わったという感覚が無い。
それは今、パラリンピックに向けた準備をしているからだ。
パラリンピック(Paralympic)は障がい者が出場する「もう一つのオリンピック」
夏季、冬季ともに五輪と同一開催地で、五輪閉幕後に開幕する。
「パラリンピック」という言葉が作られたのは1960年。
パラプレジア(下半身麻痺)とオリンピックを合わせた造語だった。
1964年からは意味づけが変わり、パラレル(平行)とオリンピックを合わせた造語となっている。
パラリンピックのシンボルマークは赤、青、緑の炎を組み合わせたマークで「スリーアギトス(Three Agitos)」という。
「アギトス」はラテン語で「私は動く」
3つの炎は「ボディ」「マインド」「スピリット」を表す。
(「三日月を組み合わせた」と説明している文献もある)
赤、青、緑の三色は各国の国旗に最も多く使われている色として選ばれている。オリンピックの五輪マークの色も各国の国旗に多く使われている色ということで選ばれている。
■パラリンピック シンボルマークの歴史
1988年
初めて「パラリンピック」の名称で行われたソウル大会で、初めてシンボルマークが使われた
当時は五輪カラーの5つの勾玉だった
1994年
リレハンメル大会から「3つの勾玉」に変更された
2004年
アテネ大会の閉会式で「スリーアギトス」が発表された
それ以来、スリーアギトスが使われている
東京五輪2020のエンブレムは紆余曲折を経て現在の「組市松紋」に決まった。
■東京五輪2020エンブレム決定の経緯
2015年9月1日
当初発表されたものが、ベルギー・リエージュ劇場のロゴに似ているとして使用中止を決定
2015年12月7日
仕切り直しでエンブレムを公募
締切時点で 14,599作品の応募があった
2015年12月22日
年明けの審査に進む64作品に絞る
2016年1月7日~9日
採用候補作品を4点に絞る
2016年4月25日
オリパラ共に野老朝雄氏が制作した「組市松紋」に決定
| 固定リンク | 0
「スポーツ」カテゴリの記事
- 柔道混合団体 ルーレットが回って僕の目が点になった(2024.08.06)
- 角田夏実の表情をみて僕の「五輪スイッチ」が入った(2024.07.31)
- お家で見る「夏の風物詩」鈴鹿8耐2024(2024.07.22)
- ポルトガルベスト8止まり ロナルド「最後のW杯」「もう1度ユーロ2028」も見たい(2024.07.19)
- GKディオゴ・コスタのビッグセーブ「4」連発でポルトガルが2大会ぶりにQuarter Final(ベスト8)へ(2024.07.06)