東京五輪2020 Field Cast応募要件と、活動を通しての実感
Field Castに応募したおよそ20万人の内訳は次の通り。
■国籍:日本88% 外国籍12%(約120の国と地域)
■男性39% 女性61%
■10代17% 20代16% 30代12% 40代19% 50代22% 60代12%
女性が多いのは、実際に活動してみて強く実感する。
年代は「60代以上が20%を超えるのでは?」と予想していた。
それは日頃、スポーツボランティアの現場では、60代以上がとても多いからだ。
実際の応募では広範囲にばらけている。これも活動してみてその通りの実感だ。
応募条件は、以下のように挙げられていた。
■五輪前の「研修会」「準備会」にすべて参加できる
準備会については、どのように行われたのかがわからない。
ただ、コロナによる延期という特殊事情により、当初とは異なるカタチで行われたものと推察する。
このあたりが、SNSで叩かれた「ある問題」に関わっていると推察するが、憶測の域を出ないので、ここでは触れない。
■五輪、パラリンピックの期間、10日以上活動できる
オリエンテーションの段階で、提出する希望の選択肢は「10日以上」「18日以上30日未満」「30日以上」の3段階だったと記憶している。
■応募年齢制限は18歳以上(過去の五輪と同じ)
当初開催予定の2020年7月に満18歳になっているのは、2002年7月以前生まれの人だった。
一年延期されたが、追加募集は行われていないので、Field Castは全員が満19歳以上となった。
年齢制限は下限のみであり、上限はない。
ただ、温暖化し続ける地球。高温多湿となる「夏の東京」で行われる五輪である。
年々、夏期五輪における高齢者のボランティアは難しくなっていく。
東京五輪2020スポーツボランティアにおいて、2018年の応募開始から2021年大会までの3年間は、Volunteer Journey と命名されている。
以下は大会ボランティア募集ページに書かれている内容である。
(以下、引用)
ボランティアに応募してくださったみなさんが志を同じくする多くの人々と交流し、絆を深め、一歩踏み出すことで人生の財産となるような、そして自分を振り返る貴重な機会となるような期間。それがボランティア・ジャーニーです
(引用終わり)
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会のウェブページより
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