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2021年10月 1日 (金)

ボランティアチームのおかげで、活動はより楽しくなった

6月下旬
品川区「1DAYしな助」の支給品引き取りと説明会が行われた。
これは聖火リレーの沿道ボランティア。
五輪といえば聖火リレー。当初はランナーとして参加すべく募集していた4社に応募したが、いずれも落選。沿道で見守ることも自粛が求められているので、この走路監視が唯一、聖火リレーとの接点になる。
地元五輪の聖火をこの目で見ておきたい。
当日、シティキャストのマニュアルが渡されたが、ユニフォームは品川区制作の「1DAYしな助」Tシャツ。
大抵のTシャツは普段使いするのだが、これはもらった瞬間ムリだと思った。
結局、7月に入って東京都の公道聖火リレーは中止となり、この活動も中止となった。
従って、この活動がシティキャスト扱いだったのか、活動後にシティキャストピンバッチがもらえたのかはわからない(笑)

唯一の競技ボランティアとして応募していた「車椅子マラソン」も落選しており、これで東京2020活動はオリパラ選手村のみとなった。


6月末、関東地方に台風が接近していた。
ボランティアチームからは、ほかの日への振替を薦める案内が届いた。
オリパラ期間中も台風接近の折は、同様のメールをいただいた。
活動を通じて、ボランティアチームは親切で手厚かった。1,000人といわれるメンバーの対応は大変だったと思う。
終わった今、このチームのお蔭で活動をより楽しめたと断言できる。


6月末の会場研修
幸い台風の影響を受けず、初めて選手村の地を踏むことができた。
この日、誰もが感じただろう
「集合場所が遠い」
勝どき駅から選手村入口までにかかる時間と、そこから集合場所までの時間はほぼ同じだった。

施設の概要説明を受けて、ごく一部分だけを歩いて体験する。
その後、二ヶ月間で地理的に詳しくなるのだが、この日は何処をどう歩いているのかがわからなかった。

この日、ボランティア同士で話し合ったり、共同作業をする機会はなし。
誰とも会話をしなかったし、特に誰かと仲良くなれるといった予感もしなかった。
僕が気になっていたのは「リーダー」の存在だったが、この人がリーダーです的なこと もないし、どのように役割が違うのかもわからなかった。

ただ、それはマニュアルをよく読めば書いてあった。
それを知ったのは、活動開始からしばらく経った後だった。

寂しいだろうなぁ
記念写真とかもきっと撮れないだろうし
最後に1枚くらい、出口で撮りたい

この日、既に活動が終わった日のことを考えていた
始まる前から、終わったら寂しいと考えるのは、ごく当たり前のことだと、この時は考えていたが、二ヶ月後、それが誤っていることに気づくことになる。

この頃、目覚まし時計が鳴るより早くから目が覚める日が続いた。オリパラに向けて緊張しているのか。始まればがんばれる、楽しめる。今は忘れ物をしないとか、集合時間に遅れないとか、そういうことだけでいい

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