選手村活動、会話と知識に目処がついた
某国選手団のリクエストに対して、職員さんが答える。
英会話のやりとりだが、およその内容はわかる。
僕が驚いたのはその回答内容だった。某国の方は「Oh my God」と言わんばかりに苦笑いしている。
自分の常識で答えられることは、ほとんどない。
この村での運用ルールや事実を頭に入れていないと「いや、ちょっとわかりません」となる。
その場合、誰が知っているかを知っていればいいのだが、それは、そこに誰かわかる人がいるという前提になる。
経理部のサトウさんと総務部のスズキさんのやりとりではない。
互いの名前、連絡先もわからないなか「後でご連絡します」はここでは難しいのだ。
英語は一朝一夕にペラペラにはなれないが、ここ選手村についての知識は突貫で頭に入れていかなければならない。
結局、問合せはこの一件だけで、残りの時間は職員さんからの研修を受けた。
マニュアルを元に一つ一つ、説明がとてもわかりやすい。
はい!(手を挙げる)
「はい、motoさん」(指名される)
講師(職員さん)の話しの区切りがいいところで細かいところまで聞いていく。
この日、およそ4時間にわたり、みっちり受けた研修が、意外なカタチで翌日の活動で役に立つことになる。
最後にとても気になっていたことを質問する。
自分のポケトーク使っていいですか?
いえいえ、自分の実力で勝負してくださいと言われたら、この2年準備してきたポケトーク戦術は使えない。
ドラちゃん(POCKETALK S ドラえもんEdition)をバッグから取り出して見せると、意外な答えが返ってきた。
「ポケトークですか?ここにもありますよ。まだ使ったことがないですけど」
レジセンにはポケトークが常備されていたのだ。
実機を確認すると、それはドラちゃん(POCKETALK S)が出る1つ前の機種だった。
常備されているくらいだから、ポケトークで翻訳することが規定に抵触するということはない。これで、ひと安心。ただ、ポケトーク会話が実用に足るのかは、やってみなければわからない。
シフトを終えると、その日の選手村仲間と一緒に食堂(フィールドキャストブレイク&ダイニング)へ。
今日は14:00からだったのでご飯は出ないと思っていたから、夕飯が出てありがたかった。
この日の丼メニューはキーマカレー。美味しかった。ただ、キーマカレーはこのあと2か月間の活動で再会できなかった。
選手村仲間の話題の1つに「食堂のメニュー」があるが、他にキーマカレーを食べたという話しは聞かなかったので、登場回数が少なかったようだ。
帰宅すると、パソコンに向かい今日習ったことを復讐する。
レジセンの業務をツール、スキルによって分類したマトリックス(表)にした。
この表は誰に見せるわけでもない。自分にわからせるためのもの。
受験勉強の時から、自分あての参考書を編集するようにまとめると、不思議に頭に入っていた。
これは、社会人になってからも変わらない。
ただ、ツールは大きく遷り変わった。
受験の時は紙と蛍光ペン
社会人になると、着脱可能なルーズリーフノート
そして、1990年以降はノートパソコン
2000年以降はWEB
自分だけの知識が、手軽に周りの仲間にお裾分けできるようになっていった。
二日めの活動を終えて僕はこんなことを考えた
なにやるんだろという不安はなくなっている、楽しみでもある
| 固定リンク | 0
「スポーツボランティア」カテゴリの記事
- 東京マラソン ボランティアの歴史 -後編-(2026.03.22)
- 東京マラソン スポーツボランティアの歴史(2026.03.21)
- 東京マラソンスポーツボランティア日記(2026.03.06)
- 快晴のMUFGスタジアム「ひよこ」の皆さんが42.195mを駆け抜けた!(2026.01.28)
- 東京マラソンスポーツボランティアの歴史 -後編-(2025.03.08)

