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2021年12月12日 (日)

誰も習ってくれなかったActivity Based Costing

手元の記録によると、僕が最初に「定年」を視野に入れたのは「定年まで3000日」およそ8年前、53歳の時だった。
2015年には「定年ABC」というエクセルブックを作っている。

ここでいうABCとは「Activity Based Costing」
行動を記録して分析し、自分のコアコンピタンスにできるだけ多くの時間を割り振ることを目的としている。


■Activity Based Costing(本来の意味)
仕事の活動単位で時間の記録を取り、活動単位のコストを算出する方法
2000年代はコストの「定量化」と言われていた。2010年代であれば「見える化」となる

■コアコンピタンス
【core competence】中核をなす能力
「企業の中核的競争能力」を意味する
その企業が市場の中で最も強く、得意とする分野
不況の時代ゆえに最も強いところ、つまり原点に戻り、そこから足場を固めて行くということを再確認することば


外回り営業から内勤に異動した1999年から、このABCを始めて退職日まで22年続けた。
全データをAIに放り込めば、興味深い推移が見えてくると想うが、実感として次のことが挙げられる。

1.仕事が速くなった
2.課題をみた瞬間、工数がイメージできるようになった
3.自分が作った情報がすぐ探せるようになった


これは日々、記録をみて分析していたからそうなったというのではなく、自然に身に付いたものである。
瞑想をある程度の期間つづけた人が、妄想から解き放たれて、今この時を生きられるようになることに似ている。
つまり、走り込みを続けたらマラソンのタイムが改善したというように、当然予想される効果ではなく、やってみたら、いつの間にかそうなっていたというものだ。


定年まで5年を切った頃から、この自分に起きたABC効果を誰かに教えてあげたいと想うようになった。
「***が今日だけ2割引だよ」のように、相手にとってお得であり、教えることで自分が損をすることのない情報だからだ。

IT、セキュリティ研修を受講した方で、僕から「他にも何か習いたい」と言ってくれた方に「こういうのはどう?」と提案したこともあるが、残念ながら食いついてくれた人は居なかった。

ABCについてはいつか書籍または電子書籍のような媒体で書きたいと想う。


2015年につくった「定年ABC」というのは、定年に向けた活動時間を管理していこうといったものではなく、日頃ABCで使っていた「ABCフォーマット」に、定年前後のto do などの情報を集約しておくためのもの。

自分が残した情報は何処にあるか?
iPhoneが見当たらなければ「iPhoneを探す」機能に頼ればよいが、自分の記録が残した情報を探すのは自分自身。
(個人ならば、自分のパソコンだけ「全文検索」すればよいが、企業に勤めている方ならば、複数のクラウドストレージを探さなければならない)
自分で残した記録が見つからない・・
こういう悩みもABCが解決してくれた。

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