しらべる8,000日 しらべるが行く6,000日
2000年4月に始めた「しらべる」は今日で8,000日を迎えました。
毎日更新(新規記事を追加)しているので、連続更新も8,000日です。
今こうして、読んでいただいているブログ「しらべるが行く」は、しらべるを始めてからちょうど2,000日後に始めたので、こちらは6,000日連載です。
今は名刺のない立場なのですが、なにか肩書きを名乗るならば「用語集作家」です。
これは、僕がつくった造語です。定義は用語集をつくる専門家。2010年12月に造りました。
初めて作った用語集は20代の時に担当していた商品の用語集でした。
時は1980年代。パソコンは普及しておらず、会社にあったワープロで作りました。
それを同僚や得意先に印刷して配ったところ、思いの外好評で、全国的に配ってもらうようになりました。
「わかりやすい用語集を作る人」として承認されたことで、用語集という舞台にはまったのです。
当時、世の中で用語集といえば「現代用語の基礎知識」(自由国民社)
電電公社の電話帳を分厚くした束の書籍で、1年毎に年次版を刊行していました。
その後、2匹目のドジョウを狙って集英社が「imidas」朝日新聞社が「知恵蔵」を、ほぼ同じ束で発売。2022年版が出ているのは「現代用語~」だけとなっています。
imidasはいち早く1990年代終盤にはインターネット版を作り、書籍の購読者に公開していました。ただし、それは数年しか続かなかったと記憶しています。
今でこそ「Google先生」を初めとして、大抵のことはネットでしらべることができますが、1999年時点では、答えがすぐわかる用語集がありませんでした。
ないならば、僕がつくろう
そう想って、できたのが「しらべる」です。
自分1人で、世の中の事象を網羅するのはムリなので「チームしらべる」という枠組みをつくり、一般の投稿を呼びかけていました。
ただ、細々と個人がやっているサイトなので、寄せられた記事は数本でした。
後にウィキペディアができて、広く執筆者が参加できる「wiki」という仕組みが使われるのをみた時は、世の中スゴイ人がいるなぁと感心しました。
ちなみに、当時ウィキペディアの「百科事典」の項目には、インターネット上の百科事典として「しらべる」のリンクが貼られていて、誇らしかったものです。とうにそのリンクは消えていますが。
サラリーマンをやっていた頃、退職後は「旅する用語集作家」になりたいと想っていました。
日本のあちこちから「ウチの組織の用語集を作って!」とお座敷をかけていただき、数週間、インタビューして用語集を完成し、次の街へ・・
今考えてみれば、荒唐無稽ですね
どこかに、そんな奇特な方が、いらっしゃるとよいのですが^^)
これからも、ご縁があった皆さんに役立つことを書いていきたいと想います。
時々、想いだして、読みに来てくださいね!
moto
| 固定リンク | 1
「ノート」カテゴリの記事
- ついに、どこでもドアが発売された!(2023.04.01)
- しらべる22周年(2022.04.20)
- セットプレー守備 革新的な2つのアイデア(2022.04.01)
- しらべる8,000日 しらべるが行く6,000日(2022.02.24)
- 中学生はなぜヨコ一列に並ぶのか?(2022.02.13)
コメント
連続更新8,000日、おめでとうございます。
サッカーにあまり興味が無く大変申し訳ないのですが、レトロオーディオの話題は楽しませていただいています。
次は3年後の9,000日達成時にコメントさせていただきます。
投稿: アラブ | 2022年2月24日 (木) 22時01分