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2022年3月12日 (土)

三足目のメタライドに手を出した

1997年に靴コレクターの道に入って以来、同じ靴の色違いで3つめを買うのはフォームポジット以来だ。
ただし、フォームポジットは1997年に「フォームポジットワン」が出てから、最後に買った2014年のフォームポジットボルトまで17年で4足(4.25年に1足^^)
一方のメタライドは2019年に1足めを買ってから、3年で3足(1年に1足^^;)ハイペースだ。

ちなみに、airmax95も3足買っているが、アッパーのデザイン、素材がまるで違う。スニーカーファン以外の人には同じ靴とはわからない。
NOMOMAXも1stカラーだけで3足買っているが、これはコレクター特有の事情に拠る。

わが心のノモマックス


今回、3足めを買った理由は、最近始めた「瞑想散歩」をより楽しくするためである。
これまではメタライドの「オールブラック」「黒×赤」にナイキルナロンなどを挟んで3足で回していた。

長崎ヴェルカの狩俣昌也キャプテンが2月まで履いていた靴を見て、心が華やぐオレンジの靴が欲しいなと想っていると「Google先生」が「ほれ、君が好きなメタライドにオレンジあるよ」と提案してくれた。


■メタライド Sunrise Red(SR)
サンライズレッドは東京2020日本チームのイメージカラーである
品番 :1011A967.700
価格:29,700円(税込)
発売:2021年3月5日

この靴は42.195kmを走るには重すぎるのだが、それでもカラーチェンジする毎に軽量化の努力はされているようで、当初からは10gほど軽い。

■両足の平均実測値
1st:305.0g
2nd:300.7g
SR:294.4g
(いずれも27.0cm 開梱時に計測)


軽量化の要因はSRのサステナブル仕様にあると想われる
・アッパー:リサイクル糸(再生ポリエステル材)を採用
・ミッドソール:植物由来のセルロースナノファイバーを混入させた独自開発のスポンジ材を採用
・インソール:生地を製造する際に、あらかじめ原料自体に着色する染色技術を採用したメッシュを使用


散歩におろした直後、フォアフットの押し返しが強すぎて、足が前に出ない感じがあった。
メタライドはミッドソールが二層構造になっていて、フォアフット部の(地面の)跳ね返りがとても堅い。この感覚は「下駄履き」仕様の靴「ニュートン」に似ている。
ただ、1kmも歩くと足が慣れ、いつものメタライドの楽しさが表れた。
とにかくこの靴は、足が回転するように前に出る。この感覚はナイキの厚底にはない。

この靴はランニング・シューズなのだが、走ってみると「前に出る楽しさ」が味わえない。ただ、自然とフォアフット走法になるので、十分な筋力がある人ならば速く走れると想う。
ただ、そういう人はメタライドの2年後に出た「メタスピード」を選ぶだろう。

従って、この靴は「最強のウォーキングシューズ」である。
こと歩くことに関していえば、この靴の右に出る靴はない。
60歳未満の親戚から「いい靴ない?」と聞かれたら、これを薦める。
60歳以上の親戚には「徐々に慣らして履いてね」と添えて薦める。


2年ほど履いたメタライドと、新しいSRを履き替えてみると、SRはソールが堅いことが実感できる。
それは、仕様が変わったのではなく、古いメタライドのソールが"へたった"のだろう。

asicsが2020年にMETARACER TOKYOで厚底参戦した時には、もうメタライドは作らないのではと心配していたが、SRの次なる新色も発売されている(Black/Electric Red)

いつか、機会があれば、この靴の愛好家と語り合ってみたいと想っている。

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