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2022年4月 1日 (金)

セットプレー守備 革新的な2つのアイデア

サッカーというスポーツはとても難儀なスポーツだ。
人類がもっとも便利に活用している「手」が使うことが禁止されているのだ。
手より足の方が上手く使えるという人はなかなか居ない。

もしも、そういう人が多ければ世の中には「足作りケーキ」「足打ちそば」といった食べ物が流行るだろうし、自動車やバイクは足で操舵するギミックが登場しているはずだ。
今こうして文字を打っているパソコンも、足下にキーボードを置いて、両手で優雅にコーヒーでも飲みながら作業しているだろう。

ということで(どういうことだ)
サッカーはなかなか点が入らない。
そこで、偶発的得点機会としてセットプレーが重用される。
コーナーキックで1点とって、それで勝ちという試合は少なくない。

そんな重要な機会ゆえ、攻撃側は工夫を凝らす。
相手がゾーンで守る場合、ショートコーナーなどのデザインプレーを用意する。
第100回高校サッカーで高川学園が見せた「トルメンタ」は、マンツーマンで守る相手に効果的で、見る者を驚かせた。
今のところJリーグでは、まだ見られていないようだが、Jリーグで見ることが多い、一カ所に固まって蹴る瞬間に持ち場へ散るプレーは、トルメンタと同源のものである。


一方、守る側にはマンツーマン、ゾーンの選択肢しかない。
攻撃に「トルメンタ」という技術革新があるならば、守備にもあっていい。
そこで、しらべるでは4月1日にあたり、かねてより暖めていたセットプレーの守備方法を2案、発表したい。


【1】レーンディフェンス
CK、FKのキッカーがボールをセットすると、ペナルティエリア内で守備の選手が手をつなぎ「人の鎖」を作る。これは、波消ロープにヒントを得た。
ただし、手をつないだ下をくぐって攻撃の選手がレーンの内側に入ってしまうと、効果が半減するのが欠点だ。

【2】ウォールディフェンス
ゴールの前にまさに壁 wall を作る。11人の選手がゴールのライン上でヨコに並ぶ。
ゴールの幅は732cmと決められているので、1人あたり66cmの幅を守ればよい。
ただし、ゴールの高さは244cmあるため、頭の上に隙間ができてしまう。それを補うために10人でライン上に並び、GKが飛んできたボールに対して左右に位置を変えて守るとよい。
ただ、相手がショートコーナーでじっくりゴールに迫ってきた場合、守る側は心臓に悪いという難点がある。


これらの方法について「J2」においては、V・ファーレン長崎以外のチームが使うことは認めない。
それ以外のディビジョンから、アマチュアまでは、その限りではない。

嘘の話しの歴史

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