サッカーでは「2-0は危険なスコア」が頭をよぎる
2022年3月30日(水)19:03
J2リーグ【7節】
ザスパクサツ群馬-V・ファーレン長崎
正田醤油スタジアム群馬
このカードはV長崎が現在6連勝。
V長崎がゼイワン昇格した2017シーズンはV長崎が2勝
2018、2019シーズンはディビジョンの違いで対戦がなく、2020、2021は続けてV長崎のシーズンダブル
群馬にしてみれば、相性は悪いが調子も悪いV長崎に一泡吹かせたいという試合となる。
過去2度、前橋での試合はいずれも先制されてからの逆転勝ち(2-1)
前半は0-0でもいい。いや、0-1くらいならばいい
東京を出る時は少し自虐的になっていたが、バスを降りる選手たちと時間を共有できたことで、目の前の一分に集中できている
<前半>
3分
【V長崎】相手ボールをカットしたかと想うと右サイドからクロスが入る。するとネットが揺れて、長い笛が鳴る
「うそ、入ったと?」
※「 」書きは心の声
振り返ってボードを見たがリプレーは出ていない
只今のゴールは背番号27番都倉賢選手です
場内アナウンスが入り、ようやく確信する
群馬は右に左に素早くボールを振ってくる。この光景、かつて対戦した時の浦和、川崎のようだ。
パスは確かなうえに足下で止める技術が高い。大槻監督に代わって起きた変化なのだろうか
18分
【V長崎】中盤でボールを奪ったかと想うと、右サイドにボールを振る
今日は右サイドが狙い目とみているようだ
ボールを受けたのがクリスティアーノであることは遠めにもわかる
足を振り抜くと斜めの弾道がキレイにみえてゴール左上のネットに突き刺さった
今度は疑いもなくゴールだ
(DAZNで確認すると、GK櫛引が手に当てていた)
23分
【V長崎】最初のCK 都倉賢がシュート機会を得たが大きく上に外してしまう。あれが入っていれば・・ということにならなければいいが。
心に小さな不安が灯る
試合は圧倒的に僕らの側、つまり群馬のアタッキングサイドで行われる。富澤を起点に後ろからつなぐと、群馬は果敢に詰めてくる
「こわい、こわい」
縦が詰まって見えるゴール裏の視覚では、相手が足下まで来ているように見える
これだけ攻め続けられていると、いずれゴールをこじ開けられてしまうか、あるいは僕らの一発カウンターか
現実は悪い方だった
+2分
【群馬】 アタッキングサードでFK 僕らは富澤コール代わりの富澤クラップ
ふわりと上がったボールがヘッドで(天笠泰輝に)ナイスゴールされてしまう
「それが入るのか」というゴールで、重苦しいムードが漂う
サッカーでは「2-0は危険なスコア」と言われる
近いところでは、2018年W杯 日本が2-0からベルギーに3失点する逆転負けの試合がある。
言葉にはしないが、2-0でリードしている側の脳裏に1度は浮かんでしまう
それでもまだ1点リードなんだ・・リードした方が有利に決まっている
ただこの時、対群馬戦6連勝中であることも、過去2年ここで逆転勝ちしていることも記憶から消えていた
<ハーフタイム>
21時の気温が15度という予報をみて、ダウンをやめて薄手のウィンドブレーカーに替えてきた
というのは嘘で、その服装が横浜FC戦と同じことに気づき、去年の群馬戦と同じ服装に替えたのだった
後半を待つ間、USBカイロで暖を取る。
2年前、群馬の友だちが「赤城おろしで夜は冷えるよ」と教えてくれたことをすっかり忘れていた
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