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2022年5月27日 (金)

シン・ウルトラマンを観て来ました(ネタバレなし)

※ストーリーのネタバレはありませんが、作品を観るうえで予見になる部分がありますので、ご注意ください!


座席を予約した時点でわかっていたことだが、平日の映画館は空いていた。
QRコードをかざして発券したチケットを頼りに座席の列に来ると、2つ隣りに女性が座っていた。
1時間前には空いていた席だが、後方かつ中央ということで購入されたのだろう。1つ間が空いているので、映画の間一切気にならなかった。

マスク着用のアナウンスは流れるが、スマホについての言及はない。もうそれは社会に浸透済みということだろう。
スマホを取り出して「機内モード」に設定。
これでよし!と想ったが、あと1つ忘れていたことがあった。。


一段階照明が落ちて予告編が始まる。
いくつかの次回作の最後が「シン・仮面ライダー」
既に公表されている仮面ライダーやサイクロン号のビジュアル、浜辺美波ら出演者、そして仮面ライダー2号の存在。
マスクの後ろから異様なほどにはみ出した頭髪が印象に残った。

さらに一段階照明が落ちて、いよいよ本編
(映画を見てなにを想ったか、つまりネタバレの話しは後日に譲る)


5月13日の封切り後、読売新聞にこの作品のレビューが載った。

封切り直後の映画であり、ネタバレはないと信じて読んだのだが、一定の予見が得られるものだった。
そして「終盤がいまひとつ」と取れる所見が述べられていた。

制作を知った日から、僕は心情的に作り手側のポジションをとっていた。お金を払って観るお客さんとして「いい作品、頼むよ」というのではなく「制約が多いなか、皆さん体に気をつけて作ってね」という立ち位置だ。

だから、読売新聞のこの論評は残念だった。
そして「終盤」が何を指しているのか、気になってしかたなかった。

「ぴぴっ」
映画が中盤を過ぎたと想われる頃、電子音がした
僕のG-SHOCKだ。
今が正時ということは・・本編開始からここまで90分が過ぎているという計算が立つ。物語は終盤にさしかかっていると言うことがわかってしまった。

映画館で観る良さは、物語の尺を意識しないで観られることなのに、自らリマインドしてしまうとは。2つとなりの方に申し訳なかった。


エンドロールが終わり客電がつくと、あっという間に観客は僕一人になった。

「3時間無料」の駐車券をもらって外に出る。
チネチッタがある商業施設 ラ チッタデッラは、イタリアのヒルタウンを参考にしているが、イタリアに行ったことがない僕は、ここが三重県の志摩スペイン村に似ていると想う。誰が設計するのか知らないが、曲線と高低差を巧みに配した通り道は、いつ来てもステキだ。

駐車場には直帰せず、大好きなアーケード商店街「銀竜街」へ足を伸ばす。
アーケードがそこにあると、用事もないのに歩かずに居られない。これは佐世保民のDNAだと想う。


ここは思い出深い街
それは、東京に来て間もない頃だ

営業の職場を追われ、システム部門に異動した僕は、IBM川崎の研修センターに通っていた。ホストコンピューターを司る基礎的技術を学ぶためだ。
そこで机を並べる受講者はIBMユーザー企業の新卒者たち。
恐らく理系学部出身であろう彼らの飲み込みの速さに、不惑を間近にした僕は着いていけず、とても苦しい日々を送っていた。

そんな時、心のオアシスだったのが銀竜街。
故郷の四ケ町に似たアーケード街は、その佇まいからして優しかった。

昼休みになると、仲間と連れ立ってランチに出る若者を尻目に、僕は1人銀竜街に出てはガシャポンを回し、ゲーセンでUFOキャッチャーに勤しんだ。

あの頃よく回したガチャポンはなくなっている。
ゲームセンターも数が減っている。
そういえばバンプレストのプライズ「映画 シン・ウルトラマン 英雄勇像」が出ているはず。
欲しいわけではないけど、なにげにゲーセンを覗く
「ウルトラマンは旧タイプのしかないんですよね」
と店員さん。生憎というか幸いというか、この店には入荷していなかった。

銀竜街は四ケ町よりも道幅が広い。一方、さほど奥行きはない。
すぐに外れまできて、そこから先に短いアーケード「銀座街」が続く。
四ケ町の先に三ケ町みたいなものか。

試しに地図上で計測すると銀竜街223m、銀座街80m。
道幅は四ケ町10mに対して、銀竜街は9mだった。
幅が広いと感じたのは、天井が高いせいだろうか。

銀座街の端まで行くと、今来た通りを折り返し、今度は反対側の店をくまなくチェックしながら歩く。
体に染みついた「アーケードの歩き方」だ。
このところ、旅行ガイドの域を出た意欲的企画が続く「地球の歩き方」の皆さんに、次は「アーケードの歩き方」を上梓してもらいたい。


次回この街に来るのは一年後。
2023年3月「シン・仮面ライダー」の封切り後になるだろう。
映画館でしか買えないドリンクホルダーは売らないで欲しい。また衝動買いしてしまうから。

人が一生にワクワクする回数は、人により異なるだろうが、この世にウルトラマンと仮面ライダーが登場したことで、どれだけその回数が増えたかわからない。

ウルトラマンと仮面ライダーには足を向けて寝られない
おわり

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