初めての国立競技場
2022年7月23日
6月に訪れた猛暑による史上最速の梅雨明けから「戻り梅雨」を経ての「戻り夏」
東京が炎天下となった日、東京2020大会1周年記念イベントーTOKYO FORWARD-が行われた。
去年の今日は臨時で2年にわたり10月から引っ越していた「スポーツの日」ということは、五輪開会式の日だ。
1964年五輪では「罰ゲーム」かと想うような聖火台への長い階段を最終ランナーが駆け上がったが、今回は割と低い聖火台に大坂なおみさんが点火したのが1年前。
今日は節目となる日なのだが、2か月間を選手村で過ごした僕にとっては、あまり実感がない。
東京2020オリンピック・パラリンピック1周年記念セレモニーは、事前にボランティア、観覧、パレード参加者をそれぞれ公募。1人で3つとも応募することができた。
僕は運営ボランティアと式典観覧に応募。ボランティアが落選で観覧に当選した。
選手村仲間の間では同様の結果だった人が多く、希にボランティア当選、観覧落選という人がいた。
これまで、天皇杯でも五輪でも縁が無かった新・国立競技場にようやくたどり着いた。
大深度地下に造られた大江戸線「国立競技場」の駅から、何度もエスカレーターを折り返して地上に出ると、そこに初めてだけど見慣れた風景が「どーん」とお目見えした。
ここまで、あまりField CastやCity Castシャツの人を見かけていない。感覚的に100人に1人くらい。そんなものだろうか。もっと多いかと想っていた。
7万人という収容からして、とてつもなく広大な箱をイメージしていたが、中に入ってみると、意外にこぢんまりしている。
事前に送られたQRチケットで入場し、一旦、座席へ赴く。
式典は「政府等が定める新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン等」に準じて開催されるため、座席は市松模様。
はね上げられた座席に体重を掛けて腰掛ける。座り心地は可も無く不可も無し。
ここまでに目にした設備はどれも、潔いほどコストがかかっていないのが窺える。
指定された117ブロックはサッカーでいえば「ゴール裏」左コーナーフラッグ寄り(メインスタンド寄り)
陸上競技場(球技兼用)で観るコートは、とても遠くに感じるものだが、思いの外近い。これならば試合はかなり見やすい。
なぜ、そう感じるのか。
グラウンドレベルには陸上トラックとエスケープ・ゾーンもしっかりとられている。恐らくスタンドの傾斜角がきついのだろう。
ここが竣工して以来の夢である「元旦、オリスタ、決勝」の舞台にV・ファーレン長崎が立つ日が、さらに待ち遠しくなった。
観覧は2人以上のグループ(隣席)で申し込むことはできないランダム抽選ゆえ、隣近所に知り合いはいない。
一旦、座席を離れて、選手村仲間の姿を探しに行く。
事前に「選手村用語集」つながりの仲間数人が来場していることを確認しておいた。
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