「東京2020オリンピックSIDE:A/SIDE:B」(ネタバレなし)
クレジットカード情報を入力した画面で[次へ]をクリックすると、そこは「ありがとうございました。」画面だった。
え、練習だったのに・・
と思ったが時既に遅し。
チネチッタは1度購入した映画チケットの時間変更ができないことは「シン・ウルトラマン」の時に確認済み。
封切り当初は1日4~5回だった上映も、終盤となった今は9:10からの1日1回のみ。
前日21時の時点で、チケット購入者はゼロ。すべての座席が選択可能となっている。
これだけ選択肢があると、かえって迷ってしまうが、最後列のど真ん中を確保した。
これならば「前の人の座高が高かった」と、誰かに不運を嘆かせることはない。
「東京2020オリンピックSIDE:A/SIDE:B」は、2022年夏に劇場公開された東京2020オリンピックの実録映画。
五輪公式映画は、1912年の第5回ストックホルム五輪以来、毎回制作されており、1964年東京五輪の公式映画「東京オリンピック」(2時間49分)は市川崑監督が制作。
この映画は"絵に描いたような"記録映画。芸術を追究したり、奇をてらうことなく、実直なほどに競技者を描いている。
現在はDVD、ブルーレイが販売されている。
prime videoでは通常30日間400円でレンタルできる。
7月21日からはprime会員特典対象となり、amazonプライム会員は追加料金なしで視聴できる。
1964年版は1本の作品だが、東京2020版はSIDE:A/SIDE:B、2本の別作品として公開された。
・750日5000時間の映像から編集して構成
・総監督:河瀨直美
・配給:東宝
SIDE:A
アスリートの視点で描く
上映時間:120分
SIDE:B
支えた側の視点で描く
上映時間:123分
なお五輪記録映画は「オリンピック」の記録であり、SIDE:A/SIDE:Bともにパラリンピックの映像はなく、市松のエンブレムも五輪のみクレジットされている。
オリパラは一対、一体のものという認識が広がっていると思うのは、僕が東京2020オリパラ両方に関わったひいき目だろうか。
だが実際には、オリパラは別組織が担う別の大会であり、こうした記録映画でも、そこの線引きは変わらない。
■「東京2020オリンピックSIDE:A/SIDE:B」時系列の記録
2018年10月23日
河瀨直美総監督による制作を発表
2019年7月
撮影開始
2021年7月
東京2020オリンピック終了
2022年3月24日
SIDE:A/SIDE:B 2本の別作品として公開することを発表
2022年6月3日
「東京2020オリンピックSIDE:A」封切り
6月24日
「東京2020オリンピックSIDE:B」封切り
スクリーンに字幕を表示する日本語字幕付き上映を一部劇場で期間限定実施
7月15日~
「HELLO! MOVIE」を利用した上映開始
「SIDE:B」については次の3通りの上映が行われた。
・通常上映
・スクリーン字幕付き上映
・HELLO! MOVIE対応上映
当初「SIDE:A」も「SIDE:B」も両方観るつもりだったが、来週行こう、明日こそはと先送りしているうちに「SIDE:A」の上映が終わり「SIDE:B」に移ってしまった。
(一時的にA/B併映していた時期もある)
五輪を支えたスポーツボランティアとしては"支えた側の視点"で描かれる「SIDE:B」だけは、すぐにでも見たい。そして選手村仲間と、感想を語り合いたい。
せっかくならば、7月15日から始まる「HELLO! MOVIE」対応上映を見ようと機を見ていたら、上映終了の7月21日(チネチッタ)まで後が無くなっていた。
つづく
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