« 30mのコンパクトな戦いへ | トップページ | マンションで「熱弁」の隣人に気遣いながら、ラジカセを聴く »

2022年8月19日 (金)

ワクチンも四度目なら かなり上手な看護師増えている

♪恋も二度目なら 少しは上手に 愛のメッセージ伝えたい♪
と歌ったのは中森明菜(セカンドラブ)だが、
ワクチンも四度目なら かなり上手な看護師増えている
というのが、僕の感想だ


60歳を過ぎ、会社を円満に辞められらたこと、映画が安く見られることはありがたいが、想っていたほど高齢者としての恩恵は受けていない。

バス停で乗ってきた老人が「これで」と言って何かをかざし、運転手が相づちも打たずにスルーするのをみて「老人はバスがタダなのか」と想い、歳をとる楽しみにしていたが、どうやらそれは70歳以上であり、しかも、お金がかかると知った。

歳をとる前は「老人はいいな」と想っていたが、実際そうなってみると、意外と世知辛い世の中である。

そんな折、ワクチン4回め接種券が届いた。
「60歳以上」または「医療・介護従事者」が対象ということだ。
日本の未来を背負う子どもたちを想えば、幼保園従事者や学校教諭、その関係者を優先して欲しいと想うけれど、決める側の人にも事情があるのだろう。


2回めのワクチンを終えた頃には「次は国産ワクチン」が打てるかなと想っていたが、まだ申請すらされていない。

■実用前の国産コロナワクチン
アンジェス(大阪 ベンチャー企業)
DNAワクチン

塩野義製薬(大阪 製薬会社)
組み換えたんぱく質ワクチン

第一三共(東京 製薬会社)
mRNAワクチン

KMバイオロジクス(熊本 ワクチンメーカー明治HD傘下)
不活化ワクチン

塩野義は 2020年12月に国内で治験を開始
2021年3月には年間1000万人分の生産体制整備を完了した。
しかし、既に実用化された(外国製)ワクチンがあるため、最終段階の大規模治験実施が滞り、2022年8月現在、承認申請に至っていない


■塩野義の飲み薬
2022年2月
塩野義はワクチンよりひと足はやく経口治療薬「ゾコーバ(S-217622)」の製造販売承認申請
を厚労省に提出
3月25日
厚労省と塩野義が、S-217622の薬事承認後 100万人分を国が購入することで合意
5月20日
「緊急承認制度*2」が成立施行
パキロビッドパック(ファイザー製 日本では2022年2月特例承認*1)のように併用禁忌薬がなく、処方しやすい国産飲み薬の実用化は間近と想われた。
しかし、7月の厚生労働省 薬食審・医薬品第二部会では、強硬な否定論が出て継続審議となった。
部会の模様はネットで生配信され、厚労省の事実を伝えたい姿勢が窺えた。

*1 特例承認制度
外国で流通している医薬品等が対象
有効性及び安全性について確認されることが必要

*2 緊急承認制度
国内で開発されたものを含めて全ての医薬品等が対象
安全性は確認したうえで、有効性については推定した段階で承認できる制度


塩野義は2022年3月末までに100万人分、2022年度に1,000万人分以上を生産できる態勢を整えており、国内の承認が見通せないなか、欧米・中国にも承認申請を予定している。


3回め接種では、診察室に入るなり「利き腕と反対で」と言われて学習した。
医療現場は忙しいのだ。
従って、今回は右腕をまくりながら部屋に入って行くと「質問はありませんか」といなされた。
「消毒液大丈夫ですか」
看護師が言ったかと想うと、12分にセットしたタイマーを持たされていた。
え゛もう終わったの?
時折、注射針の扱いがとても上手い看護師に出会うことがあるが、今日もその日だった。
*ワクチン注射は医行為。医行為は医師の指示の下、看護師が行うことができる

ワクチンも四度目なら かなり上手な看護師増えている

接種から6時間、右腕にどんよりした違和感が出て、48時間後には収まっていた。

| |

« 30mのコンパクトな戦いへ | トップページ | マンションで「熱弁」の隣人に気遣いながら、ラジカセを聴く »

心と体」カテゴリの記事