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2022年8月 3日 (水)

選手村仲間と卓球特訓

6:20
集合時間の10分前、MFC1階には既に職員のスズキさんが居て、1人ずつ名簿の付け合わせを始めていた。
僕の順番になり名前を告げる。スズキさんが上から順に名前を探す。
ん?と言って、次のページをめくり、また元に戻す
「入ってないですね」
まさかの名簿漏れ?楽しみにしていた1度きりのMFCが・・
しかし、スズキさんそこは慌てず「じゃぁ、入れときます」となった。

なにせ、800人からのスタッフが働く選手村なのだ。
少々の手違いはつきもの。そこに対応していくことが大切だ。

何事もなかったかのように、僕を含めてMFC初参加の4人は、スズキさんの引率で施設を案内していただく。
Field Castの役割は「レクリエーションセンター(レク)」と「トレーニングジム(ジム)」に大きく分かれており、終日、いずれかを担当する。


7:00
「温泉卓球」の夢を叶えるためにはレクに配属される必要があったが、アサインはジム。残念に思う気持ちはすぐに忘れて、ジムに着任した。

ジム内もいくつかの役割に分かれていて、僕の仕事は決められた立ち位置で周辺事態に対応すること。
とはいっても、何かおおごとが起きるわけでもなく、主な仕事は選手が使った器具の消毒・清掃だ。

選手がダンベルを置いたらそれを拭く
マシンを離れたら、手が触れる位置を拭く
床に汗が落ちていないかと床を拭く

選手がトレーニングに励んでいる時は、ガン見することなく、左右に首を振って周辺を窺う。

選手から質問があれば、英語対応する。
ここでも、ポケトークが役(訳)にたつ。
対応を追えると、するすると職員らしき青シャツがやって来て「何を言われたのか」と確認がはいり、こう対応したと話すと「次はこうするべき」という指導が入る。

朝の7時台ということもあり、トレーニングする選手の姿はまばら。
誰もが黙々とマシンや器具に向き合っている。
長い時間をかけて備えてきた競技は目の前。人生を賭けた大一番という選手もいるだろう。
ぴりぴりとした緊張感が漂う。だが、それも悪くない。

ここは、競技に直結したトレーニングの場であり、選手村の中では最も競技に近い場所なのだ。
選手村は選手が住む場所であり、いつもの仕事は選手にリラックスを与えることが主眼。
だが、今日一日は、こういう競技に近い場を楽しもう。
この時点では「温泉卓球」を熱望していたユルい気持ちは忘れていた。


9:00
案内をしてくれた職員のスズキさんがやってきた
「今日はレクをお願いします」

元々はレク希望だったが、ジムがいいなと思っていたところに青天の霹靂。
でも、これが正解だった。
本来ならば、ジムかレク、どちらか一方しか経験できなかったのだ。
それが、ジムからのレク。両方、体験できる。なんと、美味しい話しだろう。

レクリエーションセンターのオープンまで、まだ1時間ある。
Field Castたちは
それぞれの器具の使い方を試して過ごす。
「先生、卓球しようよ」
大月さんがやってきた。初対面の日に僕の研修を受けたことで、彼は僕をこう呼んでいた。
選手村生活の2か月間、誰かと2回以上同じシフトに入ることは希だったが、大月さんだけは例外。互いに40回ほど通ったので、それだけ会う確率も高かったのだ。

年は僕より上、体力も格段に上の大月さんだが、すぐに飽きてしまったようだ。「疲れた」と言って、どこかへ行ってしまう。
すると、近くにいた若い女性が「卓球しましょう」と、後を引き継いだ。
「元卓球部」級の腕前ではないが、素人の中では上手いほうだろう。そこそこにラリーがつづく。
次第に、マスク着用ということもあって息が上がってくる。
だが、彼女の表情は一向に変わらない。
彼女から止めましょうと言ってくれそうにないので「ちょっと休憩」と打ち切った。

結果的にこの特訓が活きた

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