判定に不服を言うのはいつも敗者 正々道々とした「V-ROAD」を往く
2022年9月17日(土)
J2リーグ【37節】
ファジアーノ岡山-V・ファーレン長崎
<ハーフタイム>
長崎は2枚替え
江川湧清に替えてクリスティアーノ
澤田崇に替えて米田隼也
システムを4-4-1に変更
岡山はここで、FWミッチェル・デュークを入れる
<後半>
5分
【岡山】左ポケット、エリアのすぐ外でFK。河野の直接狙ったFKは上に外れる
岡山のCKが続き52分ですでに10本め
ゴールライン際の勝負を徹底するのは見事だ
14分
【V長崎】クリスティアーノがエリア外からシュート 大きく上
長崎は少しずつ掻い潜って前に進むシーンが増える
1点差のうちは、最後に笑うのがどちらかわからない
21分
【岡山】直接狙うにはおあつらえ向きな距離で正面のFK チアゴ・アウベスが大きくふかす
勝利の女神は、どちらかに微笑むか、まだ決め切れていない
23分
【V長崎】右から加藤聖のFKはクリアされる
25分 富澤のロングキックをロングボールで蹴り返されると、何でもないところから岡山にゴールが生まれる
ハイボールを競ったチアゴと櫛引。チアゴは両手で櫛引を押し出した後、富澤の頭上にパントキック。これがゴールに吸い込まれる
ファール判定なしで岡山に試合を決める2点めが認められる
27分 デュークのシュートのこぼれ球を押しこまれたが、これは副審がオフサイド判定
29分 長崎の選手は意地のチャージを見せて、ボールに食らいつく
目の前の今できることに集中する姿勢は美しい
30分 左サイドから大外にクロスが上がる 富澤が届かず見送る 加藤聖が居たが厳しく寄せることができず、デュークがヘッドを叩きつけて3点め
31分 高橋峻希→カイオ 大竹洋平→加藤大 エジガル→都倉賢
長崎の選手は最後の瞬間まで、ゴールをめざす
だが、7連戦の5戦め。しかも1人少ない状況により、出足の一歩が遅れて、ボールをつなぐことができない
岡山に得失点差+3の勝ち点3を献上して、試合を終えた。
■判定に不服を言うのはいつも敗者
UEFA CL 2004-05 ベスト16第2戦
チェルシー - FCバルセロナ
チェルシーの決勝点はファウルに見えたが、試合後フランク・ライカールトは「判定に不服を言うのはいつも敗者。今日はチェルシーが勝ったのだから彼らが強かったのでしょう」と述べた
2006年2月2日、コパ・デル・レイ2ndレグ
FCバルセロナ - サラゴサ
ロナウジーニョが受けたレッドカードに対して、キャプテン・プジョルは「バルサは決して審判の判定については口にしない」と述べた
「判定に不服を言うのはいつも敗者」
この言葉を、僕は心に刻んでいる。
ファビオ・カリーレ監督は
クレイソン退場後、審判に激高して見せ
(時間を使う意図と推察)
試合後に選手を讃えた
選手はその信託に応え、最後まで走り切った
「正しい道」には平坦な道もあれば、悪路もある。
この道で本当にいいのだろうかと迷うこともあるだろう。
今日走ったのは険しい道だった。
けれど、それも必要だったと思える日がきっと来る。
僕らV・ファーレン長崎は、正々道々とした「V-ROAD」を往かねばならない。
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