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2022年9月 2日 (金)

3年組み立てていない盆提灯

盆提灯を組み立てて、玄関先に出すのは僕の仕事だった。

片付けを含めても30分ほどでできる。
実家のことを何もしていない僕にとって、せめてもの罪滅ぼしのような役割である。

今年のお盆も帰らなかったので、その役割も3年果たしていない。


9月に三年ぶりに里帰りできることになった。
母の七回忌である。

祥月命日の呼び方である 「周忌」と「回忌」は
回忌=周忌+1
(回忌はかぞえ年)

従って 六度目の祥月命日は六周忌であり七回忌である。
ただ、六周忌とはいわず、七回忌と呼ぶ。

四十九日の法要を終えた時、次の法要はいつ?
かをしらべると、文献には一周忌、三回忌、七回忌・・で営むと書かれていた。
暦日でいえば、没後から1年、2年、6年ということだ。

その数値をみて「仏教では節目の法要は奇数表記でおこなう」のだなと認識していた。
ところが、それをご輪番さんに尋ねたところ「そんな話しは聞いたことがない」と言下に否定された。
それ以来、この話しはあまり掘り下げないことにした。


法要は祥月命日その日に行うという縛りはない。
お盆や正月以外のタイミングで、遠く離れて住む親戚が集まるのは難しいという実情があるからだ。
ただ、多少(一ヶ月程度)前に時期をずらすことはできても、後ろはダメと言われている。


檀那寺に相談のうえ、姉と相談して日取りが整い、そこから旅の準備を始める。

まずは交通手段。
飛行機はできるだけ安いチケットを探す。
以前ならば、お盆の帰省に向けて1月末頃に発売される「早割」発売日を、パソコンの前で待ち構えていたが、今回はオフシーズン。
あと3ヵ月に迫った時点でも、そこそこに安いチケットが買えた。

往路のANAはウォレットに入れることができたが、SKYMARKは現在も対応していなかった。

福岡から佐世保はJR特急みどり
3年前に書き留めておいた手順を見ながら、安い切符を探す。
こちらも、3年前と同様のネット限定早特きっぷが買えた。

西九州新幹線の開通は、その2週間後。運用車輌を目撃できないのが残念だ。その次の機会には乗車したい。


次は友だち。
親友を「呑みにいこう」と誘ったが、持病がある彼は「まだ、居酒屋には行きたくない」という。
今もまだ微妙な時期なのだと認識を新たにして、今回の旅では「お茶」も「お昼」も含めて、誰かを誘うのは見送ることにした。
「挨拶」くらいならば、いいと想うが・・
知人が経営する飲食店には、極力行こうと思う。


次はイベント
この3年間、テレビやネットで佐世保、長崎が取りあげられた時に、これは行きたい!と想うものを「佐世保に帰れたらすること」として書き留めておいた。
そのメモを見ながら、タイムテーブルに書き込んで行く。

そんな時、テレビ番組で島原鉄道のある駅が取りあげられた。

NHK ドキュメント72時間
「長崎ハンカチなびく海辺の駅で」
2022年7月30日放送

偶然だが(笑)
七回忌の前日には、諌早のトランスコスモススタジアム長崎で、V・ファーレン長崎-ロアッソ熊本の試合が行われる。
これに行かないという手はない。

試合は19時からなので、その日の午後、足を伸ばすのにちょうどいいじゃないか!
ということで、しまてつ大三東駅を訪れることにする。

NHKの映像では、ヴィヴィくんのヘッドマークが付いた「V・ファーレン長崎トレイン」が登場した。
果たして目撃できるだろうか。

2017年に訪れた「海のみえる駅」海芝浦駅(神奈川県)も、ホームの端から先がすぐ海だった。
帰京後にそれぞれの印象をお話したいと想う。

鉄道オフ2017春 南武支線・鶴見線に乗って 都会の中の秘境駅 海芝浦駅への小さな旅

コロナ禍で三年ぶりのさとがえり(目次)

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