今はうつむき加減でも、これが正しい道。いずれ、この敗戦が糧になったと思える日がくる
2022年9月10日(土)19:00
J2リーグ【35節】
V・ファーレン長崎-ロアッソ熊本
トランスコスモススタジアム長崎
<スタメン>
GK 富澤雅也
DF 加藤聖 江川湧清 白井陽貴 高橋峻希
MF 大竹洋平 鍬先祐弥 澤田崇 クレイソン 米田隼也
FW エジガル
<ベンチ>
GK 笠原昂史
DF 奥井諒 二見宏志
MF カイオ 加藤大 クリスティアーノ
FW 都倉賢
ロアッソ熊本の選手たちがバックスタンド側タッチラインのそば、つまり目の前で練習している
(できれば、V・ファーレン長崎の側で見たかった)
狭いエリアを5対3くらいの人数で、ワンタッチパスをつなぐトレーニングを見ていて僕は圧倒された
速い!上手い!つながる
これを試合でやられたら手強いな
そして、そのイヤな予感は見事に的中する
熊本のゴール裏からは大音響の太鼓と拍手、ぴたりと息が合っていて子気味よい
長崎のスポンサー紹介の間も、応援は鳴り止まず、場内ではほとんどスポンサーの名前は聞き取れなかった。
スポンサーは選手がサッカーをして、僕らが見られるために、とても大切な存在。各社の皆さんに申し訳なかった。
東京麻布十番の「やるな!春奈の新店舗」HARMONIAでは、第4回のDAZN観戦会が行われている。
今回も定員が一杯となり、貸切で行われた。
熊本の選手がピッチに散った後も、長崎の選手はいろいろな記念撮影が続いている。あれで、試合に集中して入れるのだろうか。
<前半>
長崎の選手が後ろから当たられて倒れる場面が多い。それだけ熊本がファール覚悟で来ているのだが、主審はお咎め無し。それならば、長崎もやればいいじゃんとはならない。長崎はそういうチームではないのだ。
5分 熊本のCK この時、珍しい光景をみた。ハーフウェイラインに居る熊本の3バックにクレイソン、澤田、米田がマンマークのように貼り付いている
この取組は試合の最後まで続いた。
CKを「全員が引いて守る」のではなく、3人をカウンター要員に残すこのやり方。
結果的に、CKから2失点するので、この試合では裏目にでたといえる
長崎は前からの守備にいかない。
熊本は自由にアタッキングサードまでは、ボールをつなげている
11分 杉山の長いクロスがぴたりと富澤の前に入り、竹本が押しこみ先制
36分 富澤からのボールを澤田が受け、FWを交わすとドリブルを開始。裏抜けのエジガルにスルーパスが通ると、エジガルが難しい角度からナイスゴール
右SHに入った米田が僕らの前で、しきりに裏に抜ける走りを見せるが、チーム方針もあってか、空中を通るボールは入らない
<ハーフタイム>
ハーフタイムが唯一の離席機会
立ち上がって背伸び
念のためにトイレに行く。
見ると、DEJIMAシートの長崎側はほとんど空席。
僕らは長崎の応援に来ているのに、なぜ、熊本側に寄せられているのだろう
<後半>
10分 CK 一度は富澤が弾いたが平川がこぼれ球に詰めて決める
22分 CK 一度は流れたが、作り直して坂本が決める
三人目の動きがしっかりでき、ワンタッチで蹴った処に仲間が居る熊本
一方、長崎の選手はボールを持ってから、仲間を探している
コロナで2試合を流し連戦の最中、使える人も少ない長崎と、ふつーの熊本というハンディキャップが加わっては、為す術がない
1点でも取れば、雰囲気が変わるはず
そう想って、必死に拍手を送る
DEJIMAシートは選手からよく見える場所
ここで、僕らが腕組みをしていたら、話しにならない
▼勝利した場合、選手と記念撮影
DEJIMAシートに陣取る最大の特典を手にすることができず残念だ。V・ファーレン長崎がトラスタにいるうちに来ることがあれば、次もここに座りたい
▼係員の誘導により退出
スタッフに促され、僕らが引けたところで選手たちが挨拶にくる。
今はうつむき加減でも、これが正しい道。いずれ、この敗戦が糧になったと思える日がくる。
そう信じて欲しい。
4日後は水戸のゴール裏で再会する
声が出せる席を買ったので、今度は勝利に沸く選手たちに声を掛けたい
34試合を終えてV・ファーレン長崎は14勝9分11敗 勝ち点51で7位
6位大分とは[-4] 長崎が1試合少ない
当面の現実的な目標が、5位または6位となった
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