またも大宮の洗礼かと想ったら、クレイソンが一発決めてくれた
2022年10月23日(日)14:00
J2リーグ【42節】
大宮アルディージャ-V・ファーレン長崎
Nack5スタジアム
いよいよ迎えた今季最終節。
見ている方としては、昇格がかかっていない気楽な試合である。
2022年1月21日(金)17時
2022シーズン日程が出た時、最終節が関東アウェイ戦大宮と知り、どんな状況でその日を迎えるのだろうと思いを馳せた。
これまで勝ったことがないNack5スタジアム。
いい印象は全くと言っていいほどない。
そこで、昇格のかかる大事な試合を戦うのは気が重い。
できれば、41節までに決着をつけてほしいと考えていた。
150名限定の声出しエリアの後方には、わずかに隙間がある
Nack5スタジアムに日除けはなく、ここに居るすべての人が「真夏かっ」というお日様に差されている
試合前、10月21日に亡くなった テゲバジャーロ宮崎 工藤壮人選手を悼み黙祷が捧げられる
その間も隣接する野球場からブラスバンドの応援が聞こえてくるが、それは仕方がない
<前半>
0分
【V長崎】 序盤から集中力高く攻め込み、エジガルが1stシュート
3分
【大宮】 岡庭が遠目からクロスを入れると栗本がナイスヘッド これが決まってしまう
「またなのか」
ここでは、大宮のアーリークロスからのナイスゴールというシーンが目に焼き付いている。
2021年【5節】のことだ。精度の高いナイスゴール3つと謎の判定で 0-4 で敗れてしまった
畳み掛けてくる大宮、ここでもう一発やられたら「Nack5スタジアムで初勝利」の希望は打ち砕かれてしまう。必死に守る長崎
20分
【V長崎】 鍬先祐弥がファウルをもらいエリア外でFK
ボールには大竹洋平とクレイソンがセット
クレイソンがGKが寄っている狭い右側へ直接ゴール
僕らのゴール裏からは遠いが、ボールが右サイドネットに突き刺さったことはわかる長崎同点!ここから流れは長崎
しっかりボールを地面でつなぎ、右に左にボールを走らせる。その攻撃を後ろから見ているのは気持ち良い。
このまま「正しい道」を進み、数年後にはこの光景をどの試合でも見たい
炎天下だが「飲水タイムはなし」という申し合わせらしい
僕らはコールリーダーの勧めもあり、こまめに給水。この時点でかなりやばい暑さだ
ゴールキックからは概ねボールを繋いでいく
課題となっている中盤越えは時折ロングボール、米田の突破を使いアタッキングサードへ入っていく
34分
【V長崎】 アタッキングサードに入りワンタッチで小刻みにつなぎ植中朝日のシュート
GKがぎりぎり弾き出す
前線での連携がいい!ここまで入って来れば水を得た魚になる長崎がいい!
38分 大宮が一旦休憩をとるかのようなペースダウンから再び攻め込んでくる
阿吽の呼吸といえるこの強弱は巧い
前半の残りわずかというところで、エアポケットのような空気に包まれる。長崎は緊張が緩んでいるようにみえる
するとクレイソンが倒れ込んで時間をつくった。もしも意図的な行為ならば、味方として心強い
先制された後は集中して守り、攻撃ではよい連携
ペースを握って前半を終える
「Nack5スタジアムで初勝利」はまだ、遠くに行っていない
<ハーフタイム>
今日のヴィヴィくんは地元でパブリックビューイング
ここには来ていない
グリーティングにやってきたミーヤに跳んでもらおうと「跳べ跳べミーヤ」チャント
ミーヤ、跳ばず
緑の芝から真夏のような青い空に向かって散水が続いている
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