大宮戦「おおみや」と入力すると「すずらん通りを往け」とパソコンが教えてくれる
僕のパソコンに「おおみや」と入力すると、次のように変換される。
大宮東口からちょっと迷って28分「一番街」だとちょっと行きすぎる「すずらん通り」がよい
初めて大宮戦に行った時に迷った経験を単語登録しておいた。
「一年に一回」ののように頻度が低い案件は、脳が覚えていない。
というよりも、リマインド策を用意して、脳には些末なことを忘れさせ、容量を空けたほうがよい。
自分へのリマインド策として「単語登録」はとても有効だ。
たとえば「マウス」と入力する
MX ERGO充電3ヵ月に1度ケーブル下から2番めの引き出しUSB充電中「1」が点滅 所要1時間余 完了は黄緑ランプ点滅
これは、3ヶ月に一度、電池切れするマウスの充電についての備忘録である。
以前、パソコン講師をしていた頃のことだ。
受講者1ヶ月後アンケートで「今回習ったなかで、よく使っているものは?」の問に対する1位が「単語登録」だった。
住所、メールアドレスは当然のこと、商品コード、取引条件まで登録しておけば、それだけでパソコン時間は半分になる。
単語登録辞書ファイルはローカルPCに保管されるので、標的型メールにすぐ引っかかる人以外では、セキュリティリスクも低い。
単語登録を使って喜ぶ人がいる一方で「単語登録拒否」派も少なくなかった。
本題から外れるので、詳細は割愛するが「なんのために、そんなことをするのか?意味不明」とまで言う人もいた。
拒否派の本音は次のように推察する
1.作業効率が上がると、自分の仕事が遅いのがばれる
2.仕事が早くおわると、残業代が稼げない
パソコン時間の短縮で創り出した時間を 企画やアイデアの創造に充てよう!
というのが僕のスローガンだったが、創造が苦手な人には、僕は迷惑な存在だったかもしれない。
(ちなみに僕のパソコンで「すろーがん」と入れると「100% ~予想以上、理想以上~」と変換される)
それでも「後輩たちの仕事を便利にしてやりたい」と「ユーザー辞書共有※」を提案したことがある。
定年前最後のお願いということもあり、上長は「具体案とエビデンスを出してくれ」と乗ってくれた。
まだやってもいないことにエビデンスも何もあったものではないが、作業データをとり、効率化で浮いた時間に平均時給を掛けたところ、1年で1億円以上の定量効果になった。
※ジャストシステムATOK辞書配信システムを利用
しかし、結果はたち消えとなった。検討したチーム内で「motoがATOKを入れたがっている」という話になったらしい。
埼京線を大宮で降り、東口を出て、ポケットティッシュを受け取ると正面が「すずらん通り」
そこを抜けていけばよかったのだが・・・
なぜか僕はそこを左に曲がり、おかしいなぁすずらん通りないなぁ、と言いつつ、結局「一番街」まで行ってしまった
脳は些末な記憶を曖昧に保持していて、瞬時の判断を誤らせる。
ちなみに、この学習により、新しい単語登録はこうなった
大宮東口出て正面「すずらん通り」アーケード抜けて左、一番街の信号右の路地へ。およそ25分
最寄り駅から来ると、ビジターゲートが一番遠くにあるのは「スタジアムあるある」だろう。
長崎新スタジアムがどうなるか知らないが、おもてなし長崎県としては、そういう不公平がないように願いたい。
缶コーヒーを買ったり、途中から荷物が増えたこともあり^^)
駅のホームからおよそ30分で、ビジターのゲート3に到着。
12時の開場を前に、これまでに見たことがないくらい待機列が伸びていた。
待機列脇に設営されたテントでは「声出し応援エリア」のリストバンド配布が行われている。
大宮の声出しは、チケット購入とは別に大宮公式サイトで引き換え券を入手する方式。
QRチケットをウォレットに入れた時、横スクロールで出てくるのが、最初はわからず戸惑った。
味の素スタジアムがそうだったように、チケット自体を「声出し」「声なし」に分けるほうが、わかりやすくはある。
引き換え券入手後、試合ごとに「大宮アルディージャを応援しよう」メールが届いていたので、マーケティング上の試みもあるのだろう。
リストバンドは、文字表記なしのオレンジ色。
ボランティアの方が「右手首の装着をおススメしています」というので、そうしてもらった。
「基本的に右手首装着」とわかっていれば、入口スタッフの確認がしやすくなる。いいアイデアだ。
スマホで確認した現在地の気温は24度だが、日差しが痛い。日焼け止めを塗り忘れたお肌が心配だ。
10月下旬の14時台がこんなに暑いのは想定外。
リュックにはヴィヴィくんネックウォーマーや充電式カイロ、暖を取るためのエマージェンシーシートまで入れてきたが、完全に読み違えた。
用事を終え座席につくと、ピッチでは富澤雅也と原田岳がGK練習にはいる。
このところGKは笠原昂史だったが、最終戦だから富澤なのかなと想ったら、笠原は大宮からの期限付移籍中であり、契約によりこの試合は出場できなかった。
そして、帰宅後に気づくのだが、この日のV・ファーレンはGKのサブをベンチに入れていなかった。
目の前で原田岳が練習しているので、てっきり原田がサブメンバーなのだと思っていた。
<スタメン>
GK 富澤雅也
DF 米田隼也 櫛引一紀 江川湧清 加藤聖
MF 大竹洋平 鍬先祐弥 加藤大 クレイソン
FW エジガル 植中朝日
<ベンチ>
GK なし
DF 高橋峻希 カイケ
MF 笠柳翼 五月田星矢
FW 山崎亮平 クリスティアーノ
ベンチ登録枠「7」に対して1つ枠が残っており、帯同している原田岳をベンチに入れられない理由があったのか。
(実は僕が見たのは、原田によく似たチームスタッフだったのかと不安になってきた)
出場登録するフィールドプレーヤー(FP)が足りず、スタメン以外にGKが3人ベンチ入りしたことはあった(J1 2022年 23節 川崎)
GKのサブが居ないというのは、サッカーを見始めて以来初めての経験だ。
昇降格のかからない最終戦ゆえの珍事と言えるだろう。
富澤にもしものことがあったら、FPの誰かがニワカGKを務めたのだろうが、僕にはカイケしか頭に浮かばない。それくらい、試合終盤に出てきたカイケの制空権は驚異的だった。
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