「長い後半additional time」がサッカーのスタンダードになることを望む
W杯2022では後半additional time(AT)が長い
リードしたチームのサポーターにすれば「長すぎる」とも言える
ドイツ - 日本戦は長くプレーが停まることもなく、いつものJリーグ感覚でいえば、ATは「3分」くらいと想われたが「7分」が取られた。
プレータイムを正確にするために、FIFAからボールデッドタイムを厳密に計測するよう通達が出ているためだ。
ゴール・セレブレーション(ゴールを挙げたチームが歓喜の輪を作ること)選手交替、セットプレー、抗議、負傷・・
こうした停止時間を事細かに計測すれば、本来これくらいあるのだとわかった。
これはとてもフェアなことだ。
サッカーでは、リードしている側の選手が「痛い痛い」と倒れ込むのがお約束。
激しく痛がっていても、笛が吹かれ試合が再開すると、すぐに全力でプレーしている。
「負けている側」からすると、汚い!と腹が立つし、やるせない。
でも「勝っている側」になると、これがサッカーだよと倫理は忘れる。
そういう悪習は終わりにしたい。
「長いadditional time」がサッカーのスタンダードになることを望みたい。
【E2】11月27日(日)19時
日本(24) - コスタリカ(31)
*( )数字はFIFAランキング
<前半>
はじめは5バックで守るだけだったコスタリカ。日本が攻めあぐねていると次第にパスがつながり始める。
一見、一進一退だが、互いにアタッキングサードでのチャレンジはなく、セーフティ・ファーストの凡戦で折り返す
<後半>
終わってみれば、決定的得点機会をファウルで止められ、それがイエローで済んでしまったことが全てだった。
失点シーン、日本の守備が中途半端になったところに、相手の幸運が重なってしまった
左に入った三笘のドリブル突破は、今日も異次元のものだった。それだけにDFからの配給が右サイドに偏っていたのは、もったいなかった
日本 0-1 コスタリカ
■ポルトガル - 日本 初対戦実現確率
試合前25% → 試合後15% 日本のグループリーグ突破に黄信号が灯った
【H2】11月28日(月)22:00
韓国(28) 2-3 ガーナ(61)
ガーナが2点先制、韓国が追いつくという激戦はガーナが勝ち越し
韓国がCKを獲得したところでタイムアップになると、パウロ・ベント監督が抗議してレッドカード。次節、かつて指揮したポルトガルとの対戦はベンチ入りできなくなった
韓国のパウロ・ベント監督は、現ポルトガル監督フェルナンド・サントスの前任者
2010年10月
カルロス・ケイロス(現イラン代表監督)の解任を受けてポルトガル代表監督に就任
2012年
ユーロ2012 ベスト4
2014年
ブラジルW杯 グループリーグ敗退
ユーロ2016予選初戦、ホームでアルバニアに敗れて解任
後任のフェルナンド・サントス監督は就任後、予選を全勝。ユーロ2016でポルトガルをユーロ初制覇に導いた
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