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2022年11月24日 (木)

オープニングから完璧なマイケル・シェンカーの「Into the arena」ロニー・ロメロの「Cry for the nations」

19:00
開演時間どおりに客電がおちる。なかなか几帳面だなマイケル
ただすぐに演奏が始まるのではなく、暗がりのホールに AC/DC「Highway To Hell」が流れる。
なぜ客電を落としてから AC/DC なのか? 「Google先生」は答えてくれなかったので、エピソードをご存知の方がいたら教えてほしい。

マイケルが67歳になったように、僕らも大人になった
(マイケルは1955年1月10日生まれ)
40年、50年と活動をつづけるミュージシャンのライブでは聴衆も高齢化する。
あたりを見渡して「年寄りばかりね」と年寄りが言うのがお約束だが、この日、そういうカッコ悪くて不遜な発言を耳にしなかった。
齢は重ねても、きりっとしている。M.S.G.に集った人々はそんな人が多い印象だ。

それでも足腰の高齢化は否めない。皆さんはこのライブにどう臨むのか?
答えはすぐに出た。
「Highway To Hell」が流れ始まるとあっという間に all standing
そりゃそうだろうな・・
意を決して立ち上がる。シャイな気持ちのままじゃいられない。ここは楽しむぞと決めた。

「CDコンサートかっ」
内心ツッコミ始めた頃、時間にして4分ほどでメンバーが登場
ステージ上手(右側)袖に現れたマイケル・シェンカーにスポットが当たり、彼が第一声
おぉ、マイケル自ら喋るのか!
ロニー・ロメロがずっと仕切るのかと想っていた。これは嬉しい
マイケルは極寒地の警備員みたいな帽子を最初から最後まで被っていて、見た目が暑そうだった。


オープニングは「Into the arena」
セトリ予習でこれが来ると想像できたが、あまりに嬉しくてウエストポーチから双眼鏡を取り出す。
マイケルの笑顔、コードを抑える左手、ピッキングする右手、曲が終わるまでガン見しつづけた。

「レコードのまんまだな」
40年前だったらこう書いただろう。スタジオ音源とクオリティが変わらない。
失礼だが「マイケル、まだ上手いな」と想う
マイケルは時おり観客にドヤ顔を見せている。マイケル好調だ


「Cry for the nations」
マイケルが Mr.Ronnie Romero! と紹介してシンガーの登場
Aメロを聴いたところでびっくらこいた
「なんか、すごいなロニー・ロメロ」

■ロニー・ロメロの予習記録
ライブ前日に誕生日を迎えて41歳のチリ人。
これまで自身のバンドであるローズ・オブ・ブラックを始めとして、レインボー、ヴァンデンバーグ、M.S.G.などに在籍。所属バンドに加えて声がかかったプロジェクト、ツアーに参加している。

略歴

1981年11月20日
チリ生まれ

2014年
ローズ・オブ・ブラック(LORDS OF BLACK)結成
アルバム「ローズ・オブ・ブラック」

2015年~2017年
RAINBOWのライブに参加

2017年
ローズ・オブ・ブラック来日公演

2018年
ローズ・オブ・ブラック「Alchemy Of Souls, Part II」

2020年
ヴァンデンバーグの再結成に参加

2021年
M.S.G.に参加

2022年
5月、M.S.G.のアルバム「UNIVERSAL」に参加
10月、エレガント・ウェポンズをジューダス・プリースト、パンテラの元メンバーと結成
11月、M.S.G. 2022年 来日公演に参加

2023年
エレガント・ウェポンズ1stアルバム発売予定

ロニー・ロメロ41歳
恐らく、人生の絶頂期を迎えている
知力は右肩上がり、体力は右肩下がり
その交点がこの頃なのだと想う

つづく


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