「ここから出るよ!」暗いと出口が見えない手指消毒スプレーのある工夫
手指消毒はスタイルとして日本人に定着したようだ。
そう感じたのは、先日、B.LEAGUE観戦で越谷市立総合体育館を訪れた時のこと。
入場ゲートで手荷物検査の列に並んでいると、前の小学生が歩く向きを変えて立ち止まり、そして列に復帰した。
そこにはフットペダル式の手指消毒機が設置されていた。
場内係員は「手指消毒のご協力をお願いします」といった声をかけていない。
保護者の方が促したわけでもない。
その小学生にとって、施設の入口で手指消毒は「いい人モード・スタイル」となっているのだ。
社会の一員として、自らを守るため、そして、見映えのいい行為。
数年前、Jリーグ観戦に訪れた際、スタジアム入口で子どもが親に向かって「(人が多い)この中に入ったらコロナになりそう」と言っていたのを思い出した。
子どもならではの斜に構えた物言いだが、どこか、他人事のようにみえた。
あの頃とくらべて、ルール・マナーを我がこととして受け容れる人は増えていると想う。
2020年春から夏にかけて、手指消毒液は貴重品だった。
薬局を回っても、どこも品切れ。
たまに在庫があっても、とても高価だった。
それでも、背に腹は代えられぬと購入すると、実効性が怪しい品だったこともある。
そんな時、東京2020Field Cast(スポーツボランティア)の備品に手指消毒ボトルが入っていたことは、とても嬉しかった。
*活動中、このボトルをウエストバッグに入れて携帯する
実際には僕が活動した選手村では、ありとあらゆるところにフットペダル式の手指消毒機が設置されており、その確認と消毒液の補充がルーチンに入っていた。
自らが携帯している消毒液を使う機会は、それほど多くはなかったと記憶している。
コロナ禍以降のマラソンでボランティアに行くと、いつも、手指消毒のボトルをいただいている。
3年ぶりに開催された横浜マラソンではボランティアの備品一式に入っていた。
湘南国際マラソンはユニフォーム*の事前送付がないが、大会当日、集合場所でボトルをいただいた。
これは、これまでにボランティアでもらった物の中では最大だった。
とても、大会当日に使い切れるわけもなく、持ち帰って使っている。しばらく使えそうなので、とても助かる。
*ユニフォームは活動終了後、回収される
コロナ禍の生活が日常となり、手指消毒も生活の一部になった。
玄関先には、こぶりなボトルを置いている。
そこで1つ困ったことがあった。
家の構造上、玄関が暗い。電気をつければよいのだが、靴を脱いで揃えるだけならば、その必要はない。
電気をつけずに、入り口で手指消毒をしようとすると、ノズルが見えないのである。
試しに押してみると、壁に噴射したことが何度かあった。
これは、なんとかならないか・・
そこで、考えたのが、目印をつけることだ。
テープなど何かを貼るのでは剥がれてしまう。
直接、本体に書き込んだほうがよい。
そこで、編み出した方法は、なかなか具合がいい。
暗がりでも「ここから出るよ!」という位置が一目瞭然
具合がいいから、この二年ほどつづけている。
時々、書き損じて、残念な表情になるのはご愛嬌だ ^^)
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