極寒の冬に欠かせないUSBカイロの選び方(2023年版)
今から3年前、2020年1月に初めてUSBカイロを紹介した。
2年前、2021年1月に買い足したUSBカイロを紹介した。
1年前、2022年1月に3個めを購入して紹介した。
そして今般、4年連続4個めを購入したので、そろそろ「USBカイロ評論家」を名乗りたいと想う。
仕様の違いについては、1年前に記しているので、そちらもご覧いただきたい。
まずはじめに、今回購入した4個めは次の製品である。
■エネループカイロ
メーカー:三洋電機(Panasonic子会社)
型番:KIR-SE1S
発売:2007年(生産終了)
・実測値
弱モード:39.6度
強モード:42.3度
重量:75.6g
購入の決め手は、自身初めての「国産」であること(中国の工場で製造されている)
充電式カイロとしては軽量でコンパクトであること(62×84×19mm)
バッテリーの三洋が作っているだけに、充電中・終了、使用中の表示には安心感がある。
ただ、片面しか加熱しない仕様であり、両面発熱のカイロに慣れているので、物足りない。
サイズがコンパクトということはバッテリーも小さく「弱モードで210分」と謳われている仕様では、短時間の買物などに使い道が限定された。
4個のUSBカイロを使った経験により申し上げる「USBカイロの選び方」は次のとおりだ。
1.必須であること
・両面発熱
・発熱モード切り替え(3段階が望ましい)
2.バッテリー容量=連続使用時間
屋外にいる時間が長いほど、大容量が必要になる。
容量:9000mAh、連続発熱14時間(低温モード)以上が望ましい。
ただし、大容量=でかくなる。持ちやすさも勘案したい。
3.形状
丸みを帯びたカタチ
カイロは握りしめるため、角が立っていると握りづらい。
丸みは平べったいもの、ずんぐりと高さがあるものがあり、ずんぐりしたものが握り易い。
メーカーに望むこと(こんなカイロが欲しい)
・外面はむき出しでよい
塗膜を貼ったものは、塗膜が剥げることがある。
・スペックに表面温度の表示を!
高温、中温、低温に均等な差をつけてほしい。低温38度、中温44度、高温50度がよい
USBカイロの長所は「欲しい時だけ十分な暖かさ」が得られること。使わない時、要らない時はOFFにできることだ。
通勤で使う場合、日中は要らない。
屋外活動でも、四六時中、カイロを触ってはいられない。
結局、カイロを使うのは、移動中か、休憩(ぼーっとしている時)しかない。
触媒式のカイロはオン・オフができないので「連続8時間」の仕様だと、出勤時に使うと、退勤時には使えない。
逆にいえば、8時間以内のお出かけならば、USBカイロは要らないということも言える。
就寝時、手を暖めると寝付きが良くなるので、冬場の就寝時はUSBカイロを持って寝ている。
USBカイロは外気温が高いと長持ちするので、ふとんの中で使うと長持ちする。
入眠すると適当にそのあたりに転がってくれるので、この3年、USBカイロで低温やけどをしたことはない。
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