1つのゴール、そこからのいい守り、そして1つの勝利
2023年2月25日(土)
Jリーグ【2節】
藤枝MYFC - V・ファーレン長崎
<後半>
エジガルに替えて名倉巧
5分【V長崎】
アタッキングサードでFK 宮城天が右足で蹴ったボールはいい位置に入るが、味方選手のヘッドには合わない。
増山朝陽のロングスロー、宮城天のキックという武器を活かすために、ヘッドで勝負してほしい
徐々に藤枝の「ひやり」シュートが増え始める
9分【藤枝】 榎本がエリア内で絶妙の横パス。渡邉が面を合わせ右に蹴り込む 藤枝先制!
12分【V長崎】
左サイドからのクロスをフアンマが落とし、カイオの弾丸シュートはクロスバーを超えて、ゴール裏の志波さんが直接キャッチした
14分【V長崎】
宮城天が左サイドをドリブル突破からポケットに侵入してスペースにマイナスクロス「きたか?」と想ったが、そこに味方がいない
17分【V長崎】
エリア内で波状攻撃 藤枝は人数をかけて隙間なく防戦
19分 カイオ→大竹洋平 宮城天→クレイソン
26分【V長崎】
フアンマが裏に抜けるが判定はオフサイド フアンマは走ってボールを拾いオフサイド位置にセット。これに僕らのゴール裏から拍手が起きる こうした好プレーには拍手を送りたい
29分【藤枝】
前に出たGKのロングフィードから榎本が決定的なシュート「やられた」と想ったが、米田・波多野が防ぐ 2-0にならずに済んだ! まだ、可能性は残っている
30分【V長崎】
米田隼也が右ポケットに侵入してマイナスクロス「今度こそきた」と想ったが、味方には合わず。右手を振って悔しがる米田
33分 櫛引一紀→高橋峻希 澤田崇→都倉賢
交代後最初のプレーで明暗が分かれる
35分【藤枝】
杉田の突破から久保がシュート 決定的な2点めが入る
37分 岩渕が今津を突き飛ばし、両者にイエロー
38分 波多野豪がファインセーブ
選手が試合後の挨拶にやってくる。誰もが沈痛な表情だ。
(ゴール裏ではなく)メインスタンドの数人からブーイングが浴びせられた
考えには個人差があある
控え室に引き上げる中、増山朝陽が1人残って、ゴール裏の「長崎コール」にその都度、拍手で応えてくれた。
共に戦いたい。そう想わせる姿だった。
「開幕2連敗」の十字架を背負って、僕らはバスに乗ったが、試合終了から4時間後、東京駅に着く頃には気分も変わっていた。
そして、DAZNで映像を確認すると2つのことがわかった
1.藤枝はボールキープに長けているうえ、状態がよい
この2試合をみた各チームは、3バックでミラーゲームにするなど、根本的な対策に乗り出すだろう
2.長崎の新戦力は「よいところ」が多い
①フアンマの前からの守備
ビルドアップしてくるDFに対して、的確な予測でボールを取り、チャンスを作っている。ゴールはもうすぐそこまで来ている
②増山朝陽のロングスロー
この試合、左サイドのスローインはほぼすべて増山のロングスローで陣地を稼いでいた
敵陣深い位置からのそれは、ほぼCK。高いヘッドで合わせたい
1つのゴール、そこからのいい守り、そして1つの勝利
今足りないのは、最初の「1つのゴール」
ゴールは11人対11人の組み合わせがほころんだ所に生まれる一瞬の「奇跡」
それは、積み重ねの先にきっとある
2節を終えてV・ファーレン長崎は2敗 勝ち点0で21位
開幕2連敗どうしの金沢と並んでいる
次の関東アウェイ戦は3月12日(日)栃木SC戦
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