コロナ禍以降の東京マラソン 東京マラソン2023まであと1週間
第17回大会となる東京マラソン2023まで、あと1週間
東京マラソンはコロナ禍により、2020年、2021年は行われなかったが、2022年より「市民マラソン」としても再開している。
■コロナ禍(2020年)以降の東京マラソン
2020年2月
新型コロナウイルス感染症 COVID-19の影響により、初めての中止
マラソンの「コロナ禍による中止」としても先駆けとなり、これ以降すべての大会が右へ倣えで中止となった
2020年3月1日
「市民マラソン」の部は中止されたが、4ヶ月後に東京五輪2020を控えており、マラソン最終予選となる「MGCファイナル」のみ開催
大迫傑が日本記録更新。東京2020出場権をほぼ手中にした
主催者は応援自粛を要請。沿道の観衆は前年の69万人から7万2000人に激減した
2020年9月1日
東京都江東区有明に「TOKYO MARATHON MUSEUM」オープン
2021年
3月、東京マラソン2021を2021年10月に延期
10月、東京マラソン2021を(再び)2022年3月に延期
これにより、2021年は大会創設以来初めて、1年を通して何も大会がない年になった
2022年3月
東京マラソン2021(延期分)が「市民マラソン」として2年ぶりの開催
エリウド・キプチョゲが初参加して優勝
この大会より2度めのコース変更がおこなわれ、種類としては3コースめとなった
*1度めの変更は2017年大会
(変更内容)
・都庁をスタートして右折していたのが左折に変更
・上野広小路折り返し新設。その分、品川折り返しが手前になった
上野広小路折り返しに向かい左折する交差点では、先導車が右折してコースを外れるため、先頭集団が(先導車に着いて行ってしまい)コースを間違えるトラブルが起きた
折り返しが1つ増えたことで、タイム的には後退した
2023年3月5日(日)
東京マラソン2023(第17回)開催
■東京マラソン2023のトピックス
1.当初「大迫傑のマラソン復帰レースとなる」と報じられたが、大迫は2022年11月のNYCマラソンで現役復帰。2時間11分31秒で5位だった
2.日本記録保持者の鈴木健吾、大迫傑も招待されている
3.2022年大会に続きナンバーカード末尾での給水テーブル分けを継続
4.出走権付与の特例
コロナ禍の影響により、不開催だった2020、2021大会出場者に対して、2022大会以降に出走権付与の特例が設けられている
・2022年大会で参加自粛に応じた65歳以上の参加予定者は無抽選で出走権付与
・東京マラソン2022に参加予定だったランナーは以下いずれかの出走権振替を選択できた(2021年10月に意思表示終了)
(1)東京マラソン2021[2022年3月6日(日)開催]
(2)東京マラソン2023[2023年3月5日(日)開催予定]
(3)東京マラソン2024[2024年3月3日(日)開催予定]
■東京マラソン2023の概要
・制限時間:7時間
これは2007年の第1回大会から一貫して変わらない
・定員:38,000人
前年大会はコロナ対応として定員を24,500人に絞った。今回は2020年の定員(37,500人)並に戻した
■エントリー方法:抽選
第1回よりすべての会で定員を超える応募があり、抽選が行われている
■参加費:23,300円
第1回から長らく10,000円で維持されていた。2020年大会で初めて16,200円に値上げ。前年は16,500円。今回はさらに値上げされた
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