後ろ向きに発車する佐世保駅 見納めの肥前山口
三泊四日の里帰り 最終日
姉に佐世保駅まで送ってもらう
エレナえきマチ1丁目店は8時開店なので、ロンサンドを買うこともできるが、お昼に「Avenueでカレー」が控えているので、しぶしぶ見送る。
改札に進もうとした時、いやな予感がした。
また、やらかしてしまった・・
案の定、荷物のどこを探しても帰りの切符が見つからない。
昨日、ヤマトから送った荷物に入れてしまったのだ。
そして、このミスはこれで2回めだ。
みどりの窓口に入って、窓口の方に事情を話す。
私の記憶が確かならば・・前回やらかした時は、手数料を支払って再発券してくれた。
「しばらくお待ちください」
そういった駅員さん、しばらく上司らしき方と相談して戻ってきた。
「再度、購入していただくしかないですね」
その答えは意外なものだったが、駅員さんどうしで確認したのだから、それが正しい運用なのだ。再度、座席を指定してチケットを買い直す。ネットで買う切符と比べると2倍近かったが、自業自得だ。仕方がない。
佐世保駅は改札を入り、しばらく歩くと右へ90度曲がってコンコースへ進む。
そこまでは見送りに来た人が見通せる。
曲がり角のところで立ち止まり、振り返る。姉がまだそこにいると想ったからだ。
見えなくなるまで大きく手を振って、角を曲がる。
ここで、旅人のスイッチがはいる
佐世保駅を出発する特急みどりは後ろ向きに出発する、とても珍しい列車だ。
次の駅の「早岐」から進行方向が変わる。そこから終点「博多」までの進行方向に向かい座席がセッティングされているためだ。
後ろ向きに進むということは、離れていく故郷を正面に見ることになる。この趣向が好きだ。
(過去にも書いた気がする)
故郷をあとにする時はいつもさみしい。また帰ってこよう。
「武雄温泉」には、まもなく開通する西九州新幹線「つばめ」が入線していた。
いつか、あの真っ白い特急に乗って長崎に行き、V・ファーレン長崎の新スタジアムを訪れたい(スタジアム名称は後日、Peace Stadium Connected by SoftBankと発表された)
2025年秋に長崎平和マラソンを走る時も乗りたい。
「肥前山口」では駅名看板を撮影したかったが、停車場所が少し離れていて残念だった。
数日後、西九州新幹線が開通する日、駅名が「江北(こうほく)」に変更される。
かつて、佐世保行きと長崎行きの列車が、この駅で切り離され、それぞれの目的地へ分かれて行った。
博多から乗ると、肥前山口で分割のためにしばらく停車する。この一風変わったイベントに子供の頃、こころ引かれた。
佐世保出てからの一時間はとても早い。
加齢により時間は相対的に早くなるが、故郷から離れる時間は、さらに割り増しになるのか
定刻から5分遅れで「二日市」下車
隣のホームに来た小倉行きに乗り「春日」下車
ここは無人駅。切符が重要な証拠になるかも知れないと思い、インターホンで駅員さんに頼み、持ち帰りさせてもらう。
(この判断、博多駅で褒められた)
改札を出てすぐ右の西鉄バス乗り場から博多南行きに乗車
「小倉新池」下車
バス停目の前に目的地「Avenue」がある。
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