V・ファーレン長崎がマスコット総選挙でクラブ名を言い間違えられる歴史
悲劇は今年も起きてしまった。
2023年2月11日
今回が最後となる「Jリーグマスコット総選挙」の結果が発表された。
横浜F・マリノスのマリンが初優勝、2位は川崎のワルンタ、残念ながらヴィヴィくんは3位。
例年と異なり、1人2回のみの投票機会というレギュレーションのため、ファンの母数が少ないV・ファーレン長崎がセンターをとるのは難しかった。
ただ、昨年ゼイワン1位、2位のクラブマスコットに続いて、V長崎のマスコットが3位に入ったのは、ヴィヴィくんのファン層がクラブや長崎県を超えて、裾野が広いことの証左だろう。
その、発表の際、悲劇は繰り返された。
毎年、行われてきた「Jリーグマスコット総選挙」
事前に発表された3位以内のマスコットが「スーパーカップ(前年のJ1優勝 VS 天皇杯優勝)」の幕間に登場する。
そして、その場で1-2-3の順位が発表される。
ヴィヴィくんは、ここ数年ベスト3の常連であり、全国のお茶の間にその姿が映し出される。
年に一度、V・ファーレン長崎(う゛ぃふぁーれんながさき)の名前が読み上げられる栄えある場所である。
ところが、我らがチーム名は、なかなかきちんと呼んでもらえない。
■V・ファーレン長崎のクラブ名はどう紹介されたか?(2019年以降)
2019年
「ヴァンファーレン長崎」
ヴァンフォーレ甲府とV・ファーレン長崎が、頭の中で混ざったのだろう
言い間違えたのは、畑下由佳アナ(日テレ)
2020年
「ヴィファーレン長崎」
畑下由佳アナ(日テレ)さすがにプロ。2年めはきちんと呼んでくれた
2021年
「ヴィファーレン長崎」
2年つづけて、正しく呼んでもらい、これで「チーム名を正しく呼んでもらえない」問題は収束したかに想われたが・・・
2022年
「ビーファーレン長崎」
ビーファイターかと想った(古い)
そして、迎えた「マスコット総選挙」最終回
2023年
「ヴィファーレン よ 長崎」
この言い間違いについて、明しゃちょーこと髙田明さんがtweetした。
(当該部分を引用)
発表の時にクラブ名を間違って呼ばれるのは残念でしたね。
今後は正確にV・ファーレン長崎と呼んで頂ける様に皆でJ1を目指しましょう!
(ここまで)
終わったことは仕方ない。
世の中に、失礼な言い回しは溢れている。
複数の人を指す時、1人の名前を挙げ
「佐藤さんかなんかにやってほしい」
というように「かなんか」と言う人は、そこら中にいる。
「う゛ぃふぁーれんかなんか」と言われたわけではない。
「よ 長崎」と言った方は、一生懸命、正確に呼ぼうとし過ぎて、考え過ぎたのだと思う。
「マスコット総選挙」結果発表と同じ日。
V・ファーレン長崎が公式サイトでリリースした文書の中に、意外な項目があった。
つづく
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