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2023年3月 7日 (火)

世界6大大会を駆け抜けたランナー Congratulation! おめでとうございます! お疲れ様です! 1万回の声かけ

2023年3月5日(日)
東京マラソンのゴール、東京駅は曇り。少し薄日が差している
集合時間の9時よりも30分前にやってきた

僕らが写真を撮ってよいのは、集合時間前・休憩中・解散後だけ。
ゴールなどをカメラに収める
ゴール周辺には白いヘルメットを被ったスタッフが、作業を続けている。台車が着いたゴール両脇のスタンドは既に定位置に就いている

今日はここで38,000人(東京マラソン史上最多の定員)を待つ。
Weather Newsの予報では、レース終了の16時頃に「1mmの雨」マーク
なんとか、最後のランナーが帰ってくるまで、この天気がもってほしい


東京マラソンは、ボランティアでも定員を超える応募があり、今回は抽選で当たった。
東京五輪2020やWBCのようなスポットの大会を除き、優に定員を超える大会は珍しい。
リーダーさんは、とても、すばらしい方で「ボランティアも楽しめる1日」を演出してくださった。
そのせいか、初対面の皆さんとの会話も弾む。ここまでいい感じになるチームは珍しいと思う。


先頭のエリートランナーがゴールして、いよいよ活動が始まる。
ランナーにボディシートを渡す
相手の目を見て「おめでとうございます!」と声をかける
見知らぬ人の目をのぞき込むことはないのが日常だから、この状況は特別なことだ。

日本人と外国人が入り交じってやってくる
EXPOでは「5割くらいが外国人」という体感だったが、この日は担当レーンの関係もあり「3割くらいが外国人」
それでも、とてつもなく高い比率だ。


外国人ランナーの中には、今日の大会で「Six Star メダル」にたどり着くランナーがいた。
市民ランナーが出場できる世界の6大大会「アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)」をすべて完走するともらえるのが「Six Star メダル」
「残すは東京だけ」のランナー達にとって、コロナ禍の数年は「一日千秋の思い」だっただろう。

メダルにリーチがかかったランナーのナンバーカードにはSix Star のQRコードが印字されていて、めでたく完走すると、ゴール後の導線に設営されたテントで「Six Star メダル」を受け取ることができる。


おめでとうございます Congratulation! お疲れ様です!
お、つば九郎! ピカチュウ! ・・・

疲れてるかな? という方には「お疲れ様!」
かぶりものはキャラクター名
目から入る情報を処理して、かける言葉を切り替えるのは、なかなか楽しい

「僕って器用だな」と心の中で思う(書いてるけど)

おめでとうございます ・・・ Congratulation! ・・・
おめでとうございます ありがとう! Congratulation! Thank you!

「ありがとう」「Thank You」を返してくれると嬉しい
言葉はなくても、にっこり笑ってくれると嬉しい
自分もずっとにっこり笑っていられるのが心地よい


体感的には2割くらいの方が、何らかの反応をしてくれる

外国人のレスポンス率は5割増し
目と目を合わせれば、心が通い合う

スルーするランナーにも、きっと、伝わっていると思う。

自分がランナーの時の立場でいうと、すべての沿道の観客やボランティアが声を掛けてくれるわけではない。
だからこそ「かけ声」は貴重だし、嬉しい。力になるなんてもんじゃない。
だからこそ、その気持ちに応えたい。
苦しくて「ありがとう」が言えない時もある。そんな時は「どもっ」と左手を挙げる。それも無理な時は「うん」と軽く頷く^^;)
その余裕もなくて、何も応えられない時は「申し訳ないな、ありがたいな」と思う。


1人に「おめでとう」と声をかけて、その後ろからくる次の人は省略とはいかない。
僕がランナーの立場だったら「僕には言ってくれなかった」と思うから、止められない。

目の前のレーンを通る推定2万人に対して、1万回くらい言っただろうか。数取器で数えてはいないが・・
「100万回 言えばよかった」は金曜ドラマだが、僕はためらわず「1万回言ってよかった」

1万回めあたりで、モーニングFLAGの堀潤さんにも「おめでとう」を言うことができた。
あれだけの激務のなか、この激走
ありきたりな言葉でいえば「不屈の闘志」か
レース前日は休み、翌日の有給休暇がマストだった僕の、想像を超えている

「市民ランナーがベストタイム(PB)を出す平均年齢は46歳」
というデータを見たことがある(出展不明)
44歳でマラソンを始めた僕のPBは49歳の時。そこからは、練習量が同じでもタイムが下がっている。
いつか、堀さんの「5時間切りチャレンジ」レースを応援したい。

心配していた天候は、16時過ぎにぽつぽつと数滴の雨粒が落ちたけれど、すぐに上がった


レース後のランナーを迎えるというポジションは2度め。前回はリーダーだったため、自身ではランナーとの交流は楽しめなかった。
今回は、最初のエリートランナーから、最後の残念ながら7時間を過ぎてしまったランナーまで。
およそ5時間。ランナーと心の通う交流ができた。

よい仲間、よい天気、良きランナー達
幸せな一日
翌日、声が枯れているかと思ったが、なんともなかった
日頃「終わりなき旅」で鍛えた成果かも知れない

ど素人!マラソン講座

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