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2023年4月25日 (火)

日本が「月面着陸」を成功させた4番めの国になる日

日本が月面着陸を成功させた4番めの国になるか?
明日、2023年4月26日1:40頃、その答えが出ているかも知れない。


そのプロジェクト「HAKUTO-R」に取り組んでいるのは、月面探査・輸送を手がける日本のスタートアップ企業「ispace」本社:東京都中央区日本橋浜町3-42-3
月面着陸が成功した場合、国としては4番めだが「民間企業では世界初」となる。

ispaceは、今回の「ミッション1」で月面着陸のあと、月での水資源探査(マッピング)に取り組む。
「水」は人と機械のエネルギー源であり(地球から運ぶのではなく)月で現地調達できるかが、月面開発事業の鍵となる。


■ispace 時系列の記録

2010年9月10日
設立
2022年12月11日
民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1のランダー(月着陸船)打上げ成功
2023年4月12日
東京証券取引所グロース市場上場 <9348> 公開価格254円 翌日初値1000円を付けた
2023年4月26日
民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1のランダー(月着陸船)が月面着陸予定

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これまでに「月面着陸」を成功させているのは、旧ソ連、米国、中国の3カ国。
ChatGPTに質問すると「ソビエトと米国」と答えたり「米国と中国」と答えたりする。
「中国(ソビエト)も成功しているよ」と指摘すると「私の回答が誤っていました」といって、詳細な記録を返してくる。不思議だ。

「有人」での成功は米国のみ。
「アポロ計画」で有人月面着陸を6回成功させた。
ソビエトと中国は無人機によるもの。


■月面着陸の記録
1959年9月
ソビエト連邦「ルナ2号」(無人機)が世界で初めて月面に到達(衝突)
1966年2月
ソビエト連邦「ルナ9号」が世界で初めて無人月面着陸
1969年7月20日
米国「アポロ11号」が世界初の有人月面着陸
2013年
中国「嫦娥3号」が無人月面着陸

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民間資本で「月面着陸」に成功した事例はまだない。

■月面着陸に挑む民間企業
・スペースX(米国)
NASAの指名を獲得。2024年以降に有人月面着陸を目指す
2022年12月にispaceの探査船「HAKUTO-R」を打ち上げた

・SpaceIL(イスラエル)
2019年4月、月面軟着陸に失敗。再挑戦はしないと発表している

・ispace(日本)
2023年4月26日「HAKUTO-R」で月面着陸に臨む

ispace「HAKUTO-R」のランダー(月着陸船)は既に月の周回軌道に入り、着陸準備態勢にある。
着陸場所は3カ所を想定。場所に拠り着陸予定日は4月26日、5月1日、5月3日のいずれかとなる

最も早い場合、日本時間で 2023年4月26日(水)1:40頃に「月面着陸」に臨む。

1969年に米国のアポロ11号が、有人で「月面着陸」した時は、NHKが長時間にわたり生放送した。
今回の「月面着陸」はYou Tubeの「⇒HAKUTO-Rチャンネル」で生配信予定。24日現在、地上波放送予定はリリースされていない。

月から電波が届くこと自体、素人には驚きだが、今から54年前に月から生中継していたというのにも驚く。

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